イギリスの音楽誌『NME』に“ゴシック・ポップ・ジーニアス”と絶賛された、英MEMPHIS INDUSTRIESレーベルからの注目新人、
セオレティカル・ガール(Theoretical Girl)。8月に発売されたばかりの日本デビュー・アルバム
『ディヴァイディッド』で聴かせるダークな展開&エレクトロ・ミュージックのエッセンスを持ったポップ・ソングとともに、キュートなルックスと、80'sやゴシックなどを斬新に取り入れたファッションなどでも注目されている彼女の来日公演が決定! 9月25日、東京・原宿アストロホール、9月26日、東京・新代田FEVER、9月27日、横浜・ドラゴンクラブにて行なわれます。
セオレティカル・ガールは、英国リゾート地として有名なサウスエンドオンシー出身の、エイミー・ターニッジによるプロジェクト。60'S ガールズ・グループやニューヨークの伝説的バンド
ESG、ツイー・ポップの代表レーベルSARAH RECORDSなどからの影響を公言する彼女は、マルチトラック・レコーダーによって制作されたバックトラックと自身の奏でるギターによって一人で楽曲制作、パフォーマンスを行なっています(時にはジ・イクエイションズという彼女専属のバック・バンドとともにライヴをすることも)。
シングル「IT'S ALL TO MUCH」「レッド・ミスト」のリリース後、即座に『DIGITAL PENETRATION』、『FUTURE LOVE SONGS』という2作のコンピレーションに楽曲が収録。これらのコンピは
クラクソンズ、
クリスタル・キャッスルズ、
カット・コピーら後にブレイクを果たしたアーティストの楽曲が収録されており、当時、アンダーグラウンドであったこれらのコンピ収録アーティストは、次代を担う存在として現在大きな注目を集めています。
そんな期待を裏切ることなく、セオレティカル・ガールはイギリスをはじめとしドイツ、フランス、イタリアをまたにかけたヘッドライン・ツアーをすべてソールドアウトにし、また
マキシモ・パーク、
シットディスコ、
メトリックらとともにツアーを行ない、2009年はSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)、グランストンベリー・フェスティバルにも出演を果たすなど、快進撃を続けています。
デビュー・アルバムはハウス・ミュージック界隈の新星ANDY CHATTERLYをプロデューサーに起用し、海外では
ザ・ゴー!・チーム、
ザ・ピペッツなどが輩出したMEMPHIS INDUSTRIESからリリース。そんなツイー・ポップの枠を飛び越えたフューチャー・ポップ・アーティスト、セオレティカル・ガールの来日公演は、必見です。ニュー・アルバムにゲスト・ヴォーカルとして参加している
カジヒデキも原宿アストロホールの公演に出演が決定。さらに
PLASTICZOOMS、
THE BEACHESなど各公演豪華アーティストと共演します。お見逃しなく!