8月25日にソロ・アルバム『Familial（ファミリアル）』をリリースするレディオヘッドのドラマー、フィリップ・セルウェイの単独来日公演が決定しました。今のところ、8月26日（木）の東京・渋谷DUO music exchange公演、27日（金）の大阪・心斎橋クラブクアトロ公演の2公演が予定されています。

　当然ドラマーとしてのイメージが定着しているフィリップですが、昨年、ニール・フィン（クラウデッド・ハウス）主宰のスーパーバンド、7ワールズ・コライドのアルバム『ザ・サン・ケイム・アウト』にソングライティングやヴォーカルで参加したのも記憶に新しいところ。その楽曲「タイズ・ザット・バインド・アス」や「ウィッチング・アワー」で聴かせた、彼のソングライターとしての才能は一部で話題となっていました。

　ソロ・デビュー・アルバム『Familial（ファミリアル）』は、英オックスフォードシャーにあるレディオヘッドのスタジオで仕事をしているイアン・ダヴェンポートがプロデュースを手掛け、ウィルコのグレン・コッチェとパット・サンソン、元ソウル・コフィングのセバスチャン・スタインバーグ、今春一緒にツアーをしたリサ・ジャーマノらが参加しています。また、前述の「タイズ・ザット・バインド・アス」や「ウィッチング・アワー」も収録されるとのこと。

　シンガー・ソングライターとしてのフィリップ・セルウェイ、お見逃しなく！

　なお、本体レディオヘッドも、ニュー・アルバムをほぼ完成し、遅くとも年内にはリリースとのこと。こちらもあわせて期待しましょう！