ニュース

『ここに、幸あり』DVD発売!

2004/09/15掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
はてなブックマークに追加
 九州は玄海灘に浮かぶ小さな離島、姫島を舞台に、“心の原風景”を描いた作品『ここに、幸あり』が、メイキングほか数々の映像特典を収録し、いよいよ9月24日にエースデュースエンタテインメントより発売されます(ADE-0367 \4,935(税込))。

――売れない役者・幸(さち)、彼は役者としていまだ自分の“個性”を見つけられないでいる。後輩にも先を越されて悶々とする日々。そんなある日のこと、幸はマネージャーから田舎の浪人生に、ボランティアで演技のトレーニング指導に行くよう命令される。「なんでおれが……」と渋々ながら向かった先は人口200人の小さな島・姫島。そこで、死んだ母に代わって民宿の切り盛りもしている演技科志望の浪人生・邦(くに)と出会う。さっそくレッスンを始めてみるものの、シャイで闘争心のまるで感じられない“ありのままの”邦に、幸はイライラ。一向に埒があかない邦についに怒りをあらわにする幸。だが実直な邦から幸は思わぬ抵抗に会い、彼の思いは微妙に揺れ始めていく……。

 主人公のひとり、邦役の須田邦裕は、舞台となった姫島の出身者。島“初”の東京の大学生として映画撮影の道を専攻しつつ、話題の自主映画などに出演。その後、高校時代からの旧友である椎名林檎のツアー“下克上エクスタシー・ライブツアー”のアクト&撮影クルー等を務め、今作の出演を機に本格的な俳優へと開眼したという逸材。監督のけんもち聡は、そんな彼との出会いから姫島に興味を持ち、この映画の企画を思い立ったのだそう。またけんもち監督が日本映画プロデューサー協会最優秀新人監督賞を受賞した前作『いつものように』で主演を飾った高瀬アラタが、幸役で抑えの効いた見事な演技を披露します。

 映画人からも圧倒的な支持を受けるけんもち監督、彼の持ち味である語り口の巧さが、劇場デビュー作だった前作よりさらに細部にまで行き渡った作品に。ドラマティックになりづらい日常から描かれるテーマながら、エキストラの素朴な島民たちや淡々と役を演じきる出演陣の自然な演技が、監督の感性を通してひとつの作品として紡がれており、そのテーマが観る者に確実に伝わってきます。鑑賞後は心地良くいつまでも余韻を残すような、そんな清々しい作品ですよ。

同時発売『いつものように』(ADE-0369 ¥4,935(税込))
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 二人だけれど、一人でやってるみたいな感じ――結成40周年を迎えたGONTITIが7年ぶりのアルバムを発表[インタビュー] マックス・リヒター、重要作をほぼ網羅&自身も演奏に参加する15年ぶりの来日公演開催
[インタビュー] “会える”実感を大切に――ActEvolve・加藤CEOが語るVRが導く新しい音楽ライヴ[インタビュー] ベイ・エリア・ヒップホップへの偏愛――ILL-TEE「STAY TRUE / BOTTLE AFTER BOTTLE」
[特集] セットリストはおなじみの名曲ばかり! 新作完成を記念したトレヴァー・ホーン最新ライヴ・レポート[インタビュー] 20年に愛と感謝を込めて――守屋純子オーケストラの定期公演「20 Years of Gratitude」
[インタビュー] 周りとは違うやり方で、どれだけ存在感を示していけるか 18scottとSUNNOVAの見つめる先とは[インタビュー] ストイックさとグルーヴ感を併せ持つテクノDJ、Sakiko Osawaが初のフル・アルバムをリリース
[インタビュー] アーティストとしての成長が呼んだ“物言わぬ感性の一致” 早見沙織『JUNCTION』[インタビュー] 現代ヒップホップにおける“プロデュース”について考える――Ryohu『Ten Twenty』
[インタビュー] 丸みのある、自然体の音楽 Opus Inn『Time Rolls On』[インタビュー] 消費者だったら消費者らしく盛り上がれ “侵食する”ARKHAM
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
新譜情報
データ提供サービス
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015