10月16日(金)のZepp Tokyoを皮切りに始まった19ヵ所21公演の全国ツアー(総動員数約30,000人)、『ACIDMAN LIVE TOUR “A beautiful greed”』のツアー・ファイナルが12月22日、日本武道館にて行なわれました。当日は約8,000人のファンが来場、ステージ上にアルバムのジャケット写真の模様を使用した絨毯を敷き、3枚のステルスと最新映像機器を配置するなど、映像と音楽の融合で衝撃を与え続けている
ACIDMANならではのステージが用意されていました。
オープニング・ナンバーの「A beautiful greed」〜「±0」で、いきなりステルスを使用しての映像演出で会場は一気にヒートアップ、立て続けに「world symphony」「Who are you?」とエッジの効いた楽曲で前半戦から会場は早くも熱気の渦に。ヴォーカル&ギターの大木が「久しぶりにどうしてもやりたかった曲を心を込めて歌います」と語り、「銀河の街」をアコースティック・ヴァージョンで披露。アコースティックならではの楽曲アレンジで観客を魅了したのち、映像演出を交えながら「ucess」「Slow View」と続き、「HUM」では、この日のために作られた最新PV」映像をバックに迫力ある演奏を披露するなど、音と映像を融合させてACIDMANらしいパフォーマンスでオーディエンスを引き込んでいく。
その後「I stand free」から始まり「Under the rain」「CARVE WITH THE SENSE」「造花が笑う」「飛光」と勢いある楽曲が立て続けに演奏され会場は一気に頂点へ。そして、大木の「この曲は“終わり”という意味があるけれど、“その向こう側へ”という意味もあり、みんながひとつじとつ、一瞬一瞬を本気で生きていれば変われる、“終わった”後の“向こう側”が見えてくると思ってます」とのMCに続けてパフォーマンスされた、本編ラスト・ナンバー「OVER」では、演奏中にステージ後方の幕が上がり、12名のストリングスとのコラボレーションを披露。
アンコールでは、「赤橙」「ある証明」「Your Song」の3曲を演奏。大木が、「音楽シーンの逆行をいってるけど、こんな曲があってもいいのでは」と語り「廻る、巡る、その核へ」を映像を交え演奏し、ワンマンでは2度目となる日本武道館でのツアー・ファイナル、そして10月16日(金)からスタートし、各地で興奮と感動を巻き起こしてきた全国ツアーが終了しました。
この日の模様は、2010年2月12日(金)にWOWOWで、1時間枠でオンエアされることが決定しているので、ライヴに参加した人も、参加できなかった人も要チェックです!