弱冠19歳で名門ドイツ・グラモフォンと契約を結び、2008年に
『リスト:超絶技巧練習曲集』で鮮烈なデビューを飾ったピアニスト、
アリス=紗良・オット(Alice Sara Ott)。2009年10月に
『ショパン:ワルツ集』をリリースしたばかりの彼女から、早くも新たなレコーディングのニュースが届きました。
今度はなんと、初の協奏曲アルバム。
トーマス・ヘンゲルブロック指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団との共演による
『チャイコフスキー&リスト:ピアノ協奏曲第1番』(UCCG-1488 税込2,800円)は、2010年1月6日発売予定です!
日本人の母とドイツ人の父のもとに生まれたアリスはミュンヘン育ち。故郷の誇りでもあるミュンヘン・フィルとの共演を、幼い頃から夢見ていました。
その夢が実現したのは、2009年11月のことでした。ヘンゲルブロック指揮ミュンヘン・フィルとのレコーディングが、本拠地ミュンヘンのフィルハーモニー・ガスタイクで行なわれたのです。アリスにとって3枚目となるアルバムに選ばれたのは、ピアニストなら誰もが憧れる超有名曲、チャイコフスキーとリストのピアノ協奏曲。
チャイコフスキーはライヴ収録、リストはセッション録音です。演奏会で採り上げられたチャイコフスキーでは、会場から拍手の嵐が鳴り止まなかったといいます。
さらに、ファンには嬉しいニュースをもう一つ。TVの人気ドキュメンタリー番組、MBS系『情熱大陸』にアリスの登場が決定しました! 2010年1月3日の放送です!
幼い頃からの夢を叶え、さらに大きく成長を続ける若きピアニスト、アリス=紗良・オットの今後の活躍から目が離せません。2010年は彼女にとって大きな飛躍の年となるでしょう。