“アイドルとメタルの融合”をテーマとするメタル・ダンス・ユニット、
BABYMETAL。さる10月20日(日)には、さいたまスーパーアリーナで行なわれた日本最大にして唯一のメタル・フェス〈LOUD PARK 13〉へ初降臨を果たしました。
これまでにリリースした「イジメ、ダメ、ゼッタイ」「メギツネ」のシングル2作は共にオリコンの週間チャートでベスト10入り、2012年に行なった初の単独公演以来すべてのワンマン・ライヴがソールドアウトとなり、今年の夏は〈JOIN ALIVE〉〈ROCK IN JAPAN FESTIVAL〉〈SUMMER SONIC〉への出演も果たすなど、凄まじい勢いで広がり続けるBABYMETAL。史上最年少かつ初出演となった〈LOUD PARK 13〉のステージは、ブルータルなナンバー「BABYMETAL DEATH」からスタート。「君とアニメがみたい〜Answer for Animation with You」「Catch me if you can」「メギツネ」と続くころには会場のノリも変化し、所々から絶賛の声が。共演した海外のアーティストたちはステージ袖から見守り、多くのオーディエンスが客席を埋めていく。
会場の注目がSU-METALへ向けられる「紅月-アカツキ-」。ツイン・ギターとツーバス・ドラムが奏でるメロディック・スピード・メタルに乗せて、堂々たるヴォーカルを披露するや、「ヘドバンギャー!!」で一気に会場の熱気は上昇し、いよいよクライマックスへ。
「イジメ、ダメ、ゼッタイ」では、BABYMETALのライヴの恒例になりつつある巨大な“ウォール・オブ・デス”が発生。SU-METALのシャウトを合図に、左右真っ二つに割れた客席が中央に向かって一斉に走り出し、勢いよく体をぶつけ合う群衆とシンクロする様にステージを全速力で駆け抜けるYUIMETALとMOAMETAL――。最後にはあちこちでダメジャンプが発生、BABYMETALの〈LOUD PARK〉デビューは大歓声の中で幕を下ろしました。(photo by Taku Fujii)