「Grandmother」は、ビッグ・シーフの3人のメンバー全員が初めて共作した楽曲。ララージがバック・ヴォーカルとツィター(撥弦楽器)で参加しており、世代を超えた愛と痛みを見つめる内容となっています。エイドリアン・レンカーは祖母に向けて「It’s alright, everything that happened, happened / So what’s the use of holding? It’s unfolding / We’re all insane / We are made of love / We are also made of pain(大丈夫、過ぎたことは過ぎたこと / だったら耐えて何になるかな? / きっとだんだん見えてくる / 私たちは皆、正気を失っている / 私たちは愛で出来ている / 私たちは苦しみでも出来ている)」と歌い、コーラス部分では「Gonna turn it all into rock and roll(すべてをロックンロールに変えよう)」と歌い上げています。
一方、「Los Angeles」は、王道とも言える揺るがぬサウンドが印象的な再生の歌で、かつての恋人同士が友へと変わっていく姿が描かれています。エイドリアンは「I’ll follow you forever. Even without looking. You call we come together(あなたについて行くよ、永遠に / たとえ目を閉じていたって / あなたが呼べば、二人は一つになる)」と歌い、時間が愛の形を変えても、決してそれを消し去ることはできないことを示唆。コーラスでは、2人を最初につないだ“魔法の呪文”「You sang for me. You sang for me(あなたは私に歌ってくれた / 私のために歌ってくれた)」が繰り返されます。バンドにとってこれまでで最もストレートでクラシックな楽曲と言える仕上がりとなっています。
[収録曲] Tracklist 01. Incomprehensible 02. Words 03. Los Angeles 04. All Night All Day 05. Double Infinity 06. No Fear 07. Grandmother (ft. Laraaji) 08. Happy With You 09. How Could I Have Known 10. Feels So Wrong(国内盤CDのボーマストラック)