アイスランド在住のアメリカ人作曲家 / ピアニスト、
ダスティン・オハロラン(Dustin O'Halloran)が、ニュー・シングルとしてソロ・ピアノによる親密な即興曲「Gold」を7月30日に発表しました。
オハロランは2024年にAIの時代における人間の意識の役割について問いかける没入型のコンセプト・アルバム『1001』をドイツ・グラモフォンから発表。今秋公開される
スカーレット・ヨハンソン監督の初監督作『エレノア・ザ・グレート』ほかの映画音楽を手がけるなど、ここ数年、多忙な日々を送ってきました。
その反動とも受け取れる「Gold」はダスティンのレイキャビクのスタジオで一発録りされました。「自然と出てくる即興的なアイデアを捉えたかった」「通常、作品のその部分を人々と共有しない。しかし、より直接的なものを作りたかった――ただスタジオでの一瞬を」とダスティンは語っています。
ダスティンはテクノロジー主導の豪華な完璧さへの誘惑を拒み、「Gold」の録音において、異なるマインドセットを採用しました。マイクは迅速かつシンプルに設置され、彼のパフォーマンスを可能なかぎりストレートな方法で捉えることを目的に。ダスティンは「私は不完全さが好きだ。それが美しさの源だから」と語ります。その結果、背筋が凍るようなシンプルさを持つ作品が生まれました。