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FEMM、“Ver. 2.0”へのアップデートを発表 新曲「Level Up」ティザー映像公開

FEMM   2020/11/02 12:57掲載
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FEMM、“Ver. 2.0”へのアップデートを発表 新曲「Level Up」ティザー映像公開
 マネキン・ラップ・デュオ、FEMMが、沈黙を破り“Ver. 2.0”へのアップデートを発表。新曲「Level Up feat. Duke of Harajuku (Prod. Star Boy / Loesoe / RHC)」のティザー映像を公開しています。

 代表曲のガールズ・アンセム「Fxxk Boyz Get Money」の強烈なメッセージが、欧米を中心に、世界的インフルエンサーらから続々と支持され、1stアルバム『Femm-Isation』が全米「Billboard Chart」の「World Albums」でトップ10入り、イギリスでも、「Huffington Post」の「6 Acts To Watch in 2016(今観るべき6アーティスト)」や、全英の「HMV」全店で「Best Indies Album」に選出されるなど、今に続くフィメール・ラップ・シーンの新時代を切り拓いた、FEMM。

 10月に「Goodbye.......」という意味深な動画のみを残し、InstagramとYouTube上の全コンテンツをすべて消去、オフィシャル・ウェブサイトにアクセスしても「404 Not Found(お探しのページは見付かりません)」という表示になるなど、突如として一切の動きを停止した彼女たちに対し、その動向を案ずるファンの声が、世界各国から寄せられていました。

 そんな中、数週間続いた沈黙を破って、その真意を明らかにする映像が11月2日(月)に公開されましが、これは前日の11月1日に、自身のInstagram上で“9分割されたQRコード”が、1時間おきに1枚ずつ投稿される動きがあったため、8時間かけて完成したQRコードにアクセスしたファンたちにのみ、この映像がリークされていました。そこには、FEMMを知る人からすれば、衝撃でしかない“人間に近いスムースな動き”を見せる2体の姿が映っています。物議を醸した動画タイトル「Goodbye to」の後に記された7つのピリオドは「FEMM1.0(7文字)」を意味していたようで、今回の映像では、これまでの余りに機械的な動きから解放され「FEMM2.0」にアップデートしたことが告げられています。

 さらに、11月6日(金)には、映像に使用された楽曲「Level Up feat. Duke of Harajuku」を収録したシングルをリリースすることも発表。こちらは、FEMMと親交の深い「tokyovitamin」(東京を拠点にしつつ、メンバーそれぞれのインターナショナルなバックグラウンドを生かしたボーダレスな活動を行なうインディペンデント・レーベル)とのコラボレーションによるダブルAサイドとなっており、Duke of Harajukuとの相互フィーチャリングが実現しています。もう1曲の「Summer Dream feat. FEMM (S+ Ver.)」は、元々はDuke of Harajukuのニュー・アルバム『RAZZLE DAZZLE』の収録曲のひとつでしたが、今シングルに収録するにあたり、新たなパートが加えられた別ヴァージョンが制作されました。

 2作連続全米1位を獲得しているラッパー・ダベイビーやレイヴィーなサウンドなど意外性に満ちた音楽性でも人気を博すリル・ウージー・ヴァートなどを手掛けるStar Boyや、ディプロのリミックスなどを手掛けつつ雅楽とトラップを掛け合わせた“Japalanta(あるいはTrapanese)”で世界的な評価を得るRadical Hardcore Cliqueなどがプロデューサーとして参加。

 いずれも、フューチャリスティックなイメージを打ち出しつつ、メランコリックでレトロな雰囲気を併せ持つエモーショナルなトラックに、FEMMらしい滑らかな無機質さの中に、めくるめく魔性を秘めたメロウなラップが融合した“シティ・ヒップホップ”に仕上がっています。

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■2020年11月06日(金)配信開始
FEMM + Duke of Harajuku
「Level Up / Summer Dream」
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