おなじみの「女心の歌」をはじめ、数々の名アリアで知られる
ヴェルディ中期の人気オペラ『リゴレット』が、2026年2月18日(水)から3月1日(日)まで東京・新国立劇場で上演されます。イタリア語上演 / 日本語及び英語字幕付き。
『リゴレット』は名曲の数々が織りなす愛と呪いの復讐劇。富と権力にものを言わせ女から女へと遊び歩くマントヴァ公爵、公爵と取り巻きが遊興を尽くす裏社会で媚びを売る道化師リゴレット、その娘で純粋一途なジルダの悲劇が、劇的効果に満ちた音楽と緊張感の中で繰り広げられます。
劇中には有名な「女心の歌」をはじめ、「慕わしき人の名は」「悪魔め、鬼め!」など数々の名アリアが満載。美しい重唱も堪能できます。エミリオ・サージ演出の舞台は登場人物の孤独にクローズアップするもので、美しく象徴的な舞台美術も印象的。リゴレット役にはヴェルディ・バリトンとして名を馳せるウラディーミル・ストヤノフ、マントヴァ公爵にはテノールのスター、
ローレンス・ブラウンリー、ジルダには同役を得意とする中村恵理が出演し、イタリア・オペラの名手
ダニエレ・カッレガーリの指揮のもと、声の饗宴を繰り広げます。
チケットは、アトレ会員先行販売が11月23日(日・祝)から12月2日(火)まで、新国メンバーズ先行販売が11月24日(月・休)から12月2日(火)まで。12月7日(日)10:00に一般発売されます。
新国立劇場『リゴレット』2023年公演より 撮影:堀田力丸