一人の少女から大人の女性へと成長していく繊細な内面を精緻な描写でえぐり、女と男、娘と母といった人間関係を描いた、中沢けいの傑作小説が映画化。
市川由衣、
池松壮亮の出演でおくる『海を感じる時』が9月13日(土)よりテアトル新宿ほかにて全国ロードショー。
原作は、70年代を舞台に描かれる中沢けいの小説『海を感じる時』。1978年、著者が18歳の時に応募し〈第21回群像新人文学賞〉を受賞、鮮烈な文壇デビューを飾った青春文学。
主演は、8年ぶりの単独主演作となる市川由衣。少女から女へと変貌を遂げようとする“恵美子”役を大胆な演技で体現、一途な想いながら葛藤する心の揺れを繊細かつ力強く演じています。相手の“洋”役には、映画主演・出演作やドラマ、舞台、CMと多岐にわたり活躍する若手実力派俳優の池松壮亮。監督は、『blue』(2003年)、『僕は妹に恋をする』(2007年)の
安藤 尋がつとめています。