ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)の
Juice=Juiceが、10月9日に東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で、グループ通算20枚目となる最新の両A面シングル「
四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた / 盛れ!ミ・アモーレ」のリリース・イベントを開催しました。
2025年6月23日に
ハロプロ研修生から
林仁愛が加入し、11人の新体制になったJuice=Juice。10月8日に発売した最新シングルは、新体制として初のリリース作品となりました。
シングル表題曲の「盛れ!ミ・アモーレ」は、ハロプロのグループである
OCHA NORMAのメンバーが動画配信で「隙あらばアモーレ(隙アモ)」として“振りコピ”したことをきっかけに注目を集め、TikTokなどでダンス動画が広がり、公式YouTubeで公開されたMV動画「Juice=Juice『盛れ!ミ・アモーレ』 Promotion Edit」の再生回数も上昇中。10月9日現在で155万回再生を突破しています。
最新シングルのリリース・イベント直前には、大勢の観客が見守る中でJuice=Juiceのメンバーが記者からの質問に応じました。
[イベント・レポート] トレンドとなった「隙アモ」について聞かれたリーダーの段原瑠々は「こんなにも盛り上がるとは思っていなくて、いい意味で想定外でしたしうれしい」と喜び、松永里愛は「お仕事帰りとか怒られたあとに歌って『隙アモ』してもらえれば」とプッシュした。
Juice=Juiceのメンバーとして初のレコーディングやMV撮影を経験した林は「初めてのことばかりで緊張もあったんですけど、これからどんどん成長していけるように、学習したことを次につなげていけたらいいなって思います」と宣言。トレードマークのメガネを今後もかけるのかという記者からの質問にはにかみ、先輩の松永が「まだ秘密!」とフォローすると、周囲が笑いに包まれた。
グループの最年少メンバーである林を「物怖じしないし緊張しないタイプ」と称したのは段原。一方で、舞台裏では「楽屋でたまごっちしてたり、育ててたたまごっちが仕事の間にお亡くなりになっちゃって、悲しんでいたりして。そういう姿を見ると、『中学生だな、可愛いな』って思います」と話し、「学業との両立も大変だと思うので、そばで見守っていきたいです」と後輩への優しさをみせた。
さらに、最新シングルのリリースにあたって段原は「今のJuice=Juice、素敵だなって我ながら思っていて」と吐露。「みんなそれぞれの武器を生かしていて、今回のシングルもソロパートが多くて、みんなの声がすごく映えるんです。今のJuice=Juiceの良さが詰まった作品だと思います」と作品を強くアピールした。
そして、会場となった池袋サンシャインシティ噴水広場のステージでは、ミニライブでメンバーが躍動した。
Juice=Juiceのメンバーが登場するとステージの背後から噴水が力強く噴き上げ、周辺には盛大な歓声と拍手が響く。パフォーマンスは『四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた』でスタートし、メンバーはしなやかな動きで息を揃えた。
MCでは1列に並んだ11人がJuice=Juiceのポーズで決め、井上玲音からステージなどで「緊張していないイメージ」だと褒められた林は「してないです」と自然体で回答。吹き抜けの空間を見上げながら「今までの(リリースイベントの)会場とは少しちがって、(ステージの)真後ろまでたくさんのお客さんが見に来てくださっているので、また違う感覚だなって思います」と感想を伝えた。
パフォーマンスへ戻り、1曲のみ撮影可能となった『盛れ!ミ・アモーレ』では、スマートフォンとペンライトを両手に据えたファンが、力強いコールでパフォーマンスを後押し。『プラトニック・プラネット』『FUNKY FLUSHIN'』を続けて歌い上げ、観客を沸かせた。
再びのMCではサブリーダーの井上を中心に、ステージで披露した最新シングル2曲の注目ポイントをアピール。この日2度目の披露となった『盛れ!ミ・アモーレ』で、白熱したステージを締めくくった。
勢いに乗るグループは、11月8日(土)までの2025年秋ツアー〈Juice=Juice LIVE TOUR 2025 Queen of Hearts〉を開催中。11月19日(水)に東京・日本武道館で開催する単独公演〈Juice=Juice Concert 2025 Queen of Hearts Special Flush〉で、ツアー千秋楽を迎える。



