エルヴィスのリミックスを手掛けて話題となった、あの“JXL”こと、ジャンキーXLのニュー・アルバム『レディオJXL、ア・ブロードキャスト・フロム・ザ・コンピューター・ヘル・キャビン』については、当欄でも以前にお伝えしていますが、結局、発売は5月21日に延期になってしまったそうです。発売を楽しみにしていただけに残念ではありますが、でも、じつは本日は嬉しいニュースもあるのです。

　その“嬉しいニュース”とは、今作がCD1枚ものの通常盤（RRCY-21185\2,548（税込））に加えて、ボーナス・ディスクが付属されたCD2枚組の初回限定盤（RRCY-29046〜7\3,129（税込））としてもリリースされることになったこと。“3PM DISC”と名付けられた通常ディスクが“ガービッジ meets B-52's”なUKバンドとしてデビューしたリパブリカの女性ヴォーカリスト“サフロン”を始め、ゲイリー・ニューマン、テリー・ホール、チャックD、ソロモン・パーク、グランチ・ニコラス（フィーダー）など様々なヴォーカリストをフィーチャーした“ロッキン・テクノ〜ヴォーカル編”なのに比べ、“3AM DISC”と名付けられたボーナス・ディスクは、彼らしいインストゥルメタルのダンス・トラックを中心とした“ロッキン・テクノ〜インスト編”と呼べる内容となっているそうなので、ファンなら、やはり初回限定盤を押えておきたいところです。なお、ボーナス・トラックやミックス違いが追加収録された過去作品（『サタデイ・ティーンエイジ・キック』と『ビッグ・サウンズ・オヴ・ザ・ドラッグス』（写真））のスペシャル・エディション盤も、同じく5月21日に発売が延期になっているので、ご注意のほどを。

　ちなみに、4月23日には、アルバムからの先行シングル「キャッチ・アップ・トゥ・マイ・ステップ」（RRCY-29045\1,200（税込））もリリースされる予定です。