今年9月に6年ぶりの来日公演を控えるララージ（Laraaji）が、京都・東福寺塔頭 光明院公演が即完となり話題を呼ぶ中、来日を記念し2017年に発表したソロ作品『Bring On The Sun』を新装・日本語帯付CDとLPで8月29日（金）にリリースすることが決定しました。

　1943年生まれ、ブライアン・イーノと並ぶアンビエントの巨匠にして生ける伝説、ララージ。これまでジョン・ケイル、ハロルド・バッド、ビル・ラズウェル、ファラオ・サンダース、細野晴臣など、ジャンルも国境も超えたコラボレーションを重ねてきました。オーディオ・アクティブとの『The Way Out Is The Way In』でも日本の音楽シーンに確かな爪痕を残しており、9来日公演と同月にリリースされるビッグ・シーフの最新アルバムにも参加するなど、精力的な活動と唯一無二性で世界中の音楽家やリスナーに影響を与え続けています。

　『Bring On The Sun』は、2017年に「ALL SAINTS RECORDS」よりリリース。「International Anthem」や「Leaving Records」などで多彩な作品を連発し、2024年にもララージとコラボしているLAシーンの立役者、カルロス・ニーニョがプロデュースとミックスを担当し、ダブ・テクノシーンのレジェンド、ポールことステファン・ベトケがマスタリングを担当。緻密かつ繊細な仕事で名高いポールが、ララージのアンビエント作品でもその手腕を遺憾無く発揮しています。

　今回、6年ぶりの来日公演を記念して発売される日本語帯付盤にはCD・LP共に原雅明による解説書を封入。ララージ・サウンドの集大成が堪能できるリリースとなります。