橋本愛演じる謎の家庭教師トラコが、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子供を救う、日本テレビ新水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』。このドラマの主題歌である
森山直太朗の「茜」が8月10日(水)に配信リリースされ、ミュージック・ビデオが公開されました。
MVは、公園でランニングをする青年が、かつての自分自身と恋人に遭遇、あの頃の2人やその記憶を目の当たりにし、ここにはいない人に想いを馳せる様子をドラマチックに表現したものとなっています。主演は『家庭教師のトラコ』でトラコの最大の理解者である秘書の福田福多を演じる
中村蒼。中村と森山は2020年に放送された連続テレビ小説『
エール』で教師と教え子を演じ、それ以来2年ぶりの共演となりました。
撮影時には、森山が中村の現場を訪問したタイミングで、「茜」の歌詞を再現するような通り雨が降る場面も。また、茜色に染まる空の下で始まり、次第に雨に降っていく中、ずぶ濡れになりながら森山が熱唱するシーンは、夕景という限られた時間、デジタルではなくフィルムでの撮影、さらに大量の雨を降らせることから、失敗が許されない緊張感あふれる撮影となりました。
8月10日(水)21:00からは、「茜」のリリースを記念して中村蒼をゲストに迎えたインスタライヴが配信されます。
[コメント]今回、直太朗さんの新しい曲のMusic Videoに出演することが出来て、とてもうれしいです。
以前ドラマで共演させていただいてからずっと、「(直太朗さんと)いずれまたご一緒できたら」とは思っていたのですが、なかなか実現できないでいました。
「茜」はとても素敵な曲で、僕がこの曲のすべてを理解しているか、と聞かれると「まだまだ」な気もします。でも監督と一緒にMusic Videoの撮影をしながら、この曲の世界にいることにも喜びを感じていました。大切な人を懐かしんだり、想ったりする気持ちは、きっと誰にもありますよね。観た方が同じように、人や景色、いろいろなことを思い返してくださる作品になったらいいなと思います。――中村蒼「茜」は“今はもうここにはいない誰か”を想って紡がれた歌です。
歌の中にある景色をより豊かに、一方で語りすぎることのない普遍的な物語を作りました。監督太田良君によって全編フィルムで撮り上げられた空気感たっぷりの作品。
演じてくれたのは以前から交流がある中村蒼君。いつかご一緒したかったので想いが届き嬉しいです。彼の持つ透明感、温かな眼差し、全てが愛おしくそこに記録されています。是非じっくりと味わっていただきたいです。
このMVに関わってくれた全ての皆さんに感謝します。――森山直太朗