UK・ブライトンで行われるフェスティバル〈THE GREAT ESCAPE〉への出演と、ロンドンでの2公演が早々にソールドアウトするなど注目が高まる中、
The fin.が4ヵ月ぶりとなるニュー・シングル「Nebula」を5月7日(水)にリリース。
今作は、「ためらいの淵を漂いながらも、その先にある光をしっかり見据えて進んでいく。そんな心境を映し出している一曲」と語られているように、新たな一歩を踏み出すかのような、希望に満ち溢れたポップ・ソングに仕上がっています。
60〜70年代のアメリカのモータウン・ソウルやレトロポップなどを織り交ぜた洗練されたサウンドに、Yuto Uchinoの耽美でとろけるような美声が溶け合う、極上の1曲です。特に今作は芳醇なサックスソロに加え、爽やかなフルートの響きもアクセントとなり、この楽曲を彩っています。
また、本楽曲をメインに添えた10インチ・レコードをアメリカのレーベル「Anniversary Group Arts」から6月下旬に発売することも決定。そして7月14日(月)から開始する全8都市を回るアメリカ・ツアーも発表し、ますます彼らに目が離せません。
[コメント]“Nebula”は、海と空のあいだを漂うような感覚を描いていて、潮風が肌をかすめ、太陽のぬくもりが顔を照らすイメージ。光を受けてきらきら輝く波の眩しさと同時に、少し霞んだ空気に漂う神秘的な静けさが混ざり合っている。まるで心の中にあった疑いがかき立てられながらも、ゆっくり溶けていくような瞬間で、その一方で希望が湧き上がってくる。次のステップに踏み出す寸前の高揚感を感じながら書いた一曲。
曲が進むにつれて、雲の上に浮かび上がっていくような、穏やかだけど止められない力に背中を押されるようなパワーを感じながら書いた。深い海に支えられつつ、頭上には星がまたたく。そんな、まだはっきりとは見えないけれども明るい未来を感じさせる瞬間に浮かんでいるようなイメージ。
全体的に、とても前向きで希望にあふれた曲で、霧のような未知から次のきらめきへと移ろう瞬間を包み込んでいる。ためらいの淵を漂いながらも、その先にある光をしっかり見据えて進んでいく。そんな心境を映し出している一曲。――Yuto Uchino