シンガー・ソングライターのカーリー・ハーツマン率いるノースカロライナのロック・バンド、
ウェンズデイ(Wednesday)が、新曲「Elderberry Wine」をスペンサー・ケリー監督によるミュージック・ビデオとあわせて公開しました。「Elderberry Wine」は2023年に発表され、数々のメディアで年間ベストに選出されたアルバム『
Rat Saw God』以来の新曲です。
ハーツマンは新曲について、「〈Elderberry Wine〉は、人生における甘いもの(愛、家族、成功)も、適切な準備と適切な取り扱いを怠れば毒になってしまう可能性があることを歌っている。エルダーベリーは癒しの果実として知られ、免疫力を高めるための強壮剤やシロップの原料としてよく使われている。しかし、ある時、妹が生で食べたら、すぐに嘔吐してしまった。つまり、〈Elderberry Wine〉は、満たされるための最適な環境を作り出すことを歌ったラブ・ソングだ。特に愛においては、二つの人生が互いに毒を及ぼすことなく交差するためには、繊細なバランスが必要だ」とコメント。
また、ミュージック・ビデオを監督したケリーは「このミュージック・ビデオの大部分は、グリーンズボロで2番目に古く、間違いなく最も活気のあるバーの一つであるThe Benchで撮影した。頭上から大音量で流れる音楽の下、毎日、様々な階層の人々がそこで語り合っている。いくつかのシーンは事前に決めて準備したが、このバーの雰囲気をできるだけリアルに再現したかった。そのため、ビデオに登場するのは、Karlyの父親Georgeを含め、常連客ばかりだ。このビデオは、コミュニティ意識が深く、ビールがいつも冷えている、こうした場所へのラブ・レターのようなものだ」と語っています。