ベトナムのインディペンデント音楽シーンを牽引する音楽プロジェクト“クエック(Quyech)”が、6月24日(火)に東京・青山月見ル君想フにて日本初公演を開催します。
クエックは、ソングライター/プロデューサーのドゥック・グエン(Duc Nguyen)を中心とした音楽プロジェクト。2020年に、ヴォーカリストリン(Linh)を迎えてリリースされたフル・アルバム『Quyen Troi』では、「存在」や「意味の探求」といったテーマを幻想的な物語として描き出し、注目を浴びました。続く2023年には、人生の巡りや繰り返しといったテーマに、静かで内省的なまなざしを向けたインストゥルメンタルEP『to the many years』を発表。
現在は、「希望」や「別れの余韻」、そして「新たな始まりの受け入れ」をテーマに、新たなフル・アルバムの制作が進行中。すでに先行シングル「Loi Nhan」がリリースされており、台湾からサンプーイ(Sangpuy)と
エリ・リャオ(Eri Liao)、ベトナムからニュー・クエ(Nhu Khue)が参加しています。
6月24日の公演は、クエックの中核であるドゥック・グエンに加え、ベトナムより選りすぐりの実力派女性ヴォーカリスト4名を迎えてのスペシャル編成が実現。さらに、日本からはジャズ・シーンを代表する名手・
福盛進也(ds)と
千葉広樹(b)がサポートとして参加し、ジャンルの垣根を越えた唯一無二のパフォーマンスが繰り広げられます。また、ゲストアクトとして国内注目のバンド“HUGEN”のトリオセットでの出演も決定しています。