U2 のフロントマン、
ボノ が2022年に発表した回顧録『Surrender: 40 Songs, One Story』に基づくワンマン・ショー〈Stories of Surrender: An Evening of Words, Music and Some Mischief…〉を叙情的かつ大胆に映像化したドキュメンタリー映画『ボノ:ストーリーズ・オブ・サレンダー』が、「Apple TV+」にて5月30日(金)に全世界同時配信。これに先駆け、U2の名曲「シティ・オブ・ブラインディング・ライツ」にのせた予告編映像が公開されました。
ボノ(本名:ポール・デイヴィッド・ヒューソン)は、40年以上にわたりU2のフロントマンとして活躍。バンドのアルバム売上は1億7,500万枚を超え、グラミー賞を22回受賞するなど、世界中の多くの人々から愛されてきたレジェンド・アーティスト。音楽以外にもエイズと貧困の撲滅のためONEや(RED)といった団体の設立にも参加。その功績が認められ、アイルランド・ダブリン名誉市民の称号、米国の大統領自由勲章、フランスのレジオンドヌール勲章、英国の名誉ナイト勲章を授与するなど、世界へ大きな影響を及ぼす唯一無二の存在として活躍を続けています。
公開となった予告編は、U2の名曲「シティ・オブ・ブラインディング・ライツ」にのせて、スタイリッシュなモノクロシーンやライティングなどApple TV+ならではのハイクオリティな映像美が垣間見える仕上がりに。ボノと観客が一体になった熱狂的なステージが映し出され、「小さなロックスターの大きな夢物語」とボノが壮大な物語へと観客を誘います。
ボノが「人生で一番大事なものは、関わってきた人々だ」と語っている通り、家族や友人との物語をはじめ、息子、父親、夫、活動家、ロックスターとして歩んできた“人生”そのものが語られる本作には、初解禁となるブロードウェイの劇場・ビーコンシアター公演の独占映像のほか、U2の象徴的な楽曲もお披露目。自伝でもあり、音楽映画でもあり、ボノのモノローグでもある画期的なドキュメンタリーとなっています。
また、同作はApple史上初の空間コンピューター「Apple Vision Pro」向けにも2025年5月30日に公開され、Apple Immersive Videoでは“初”の長編映画となります。180度の視野角と空間オーディオを備えた8Kで撮影された3Dビデオによって、まるでボノと同じステージに立っているかのような臨場感。ラスベガスのアリーナ施設「Sphere」でこけら落とし公演を行なうなど、常に革新的なものや新しいテクノロジーを受け入れてきたU2&ボノですが、再び新たなチャレンジに挑みます。
監督は、第65回カンヌ国際映画祭(2012年)、第79回ベネチア国際映画祭(2022年)で受賞歴を持つ
アンドリュー・ドミニク (『ジェシー・ジェームズの暗殺」『ブロンド』)。プロデューサーとして、アカデミー賞とエミー賞を受賞した制作会社「RadicalMedia」の
ジョン・ケイメン とデイヴ・シルルニック(『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時』)、『ハミルトン』『
アメリカン・ユートピア 』)のほか、『
それでも夜は明ける 』(13)と『ムーンライト』(16)でアカデミー賞を受賞した映画界のレジェンドにして「プランB」を設立した
ブラッド・ピット 、
デデ・ガードナー 、
ジェレミー・クライナ (近日公開の『F1/エフワン』、『ムーンライト』『それでも夜は明ける』)も名を連ねています。
ボノはジェニファー・ピッチャー(『Kiss The Future(原題)』)、ケリー・マクナマラ(『V-U2 an Immersive Concert Film at Sphere Las Vegas(原題)』)とともにエグゼクティブプロデューサーも務めます。
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画像・映像提供 Apple