[イベント・レポート] 勝又春と目黒陽色による初々しい影アナに続いて、佐藤愛桜&松本和子による優雅なバイオリン演奏にて『櫻坂46四期生 First Showcase』は幕開け。オープニングムービーを経てメンバー9名がステージに勢揃いすると、浅井恋乃未の「皆さん、初めまして。櫻坂46四期生です!」という挨拶とともに、ひとりずつ自己紹介をしていく。
そして、山川宇衣の「一生懸命頑張りますので、是非温かい声援をよろしくお願いします!」という意気込みに続いて、一人ひとり特技を披露する。浅井は「On my way」をサックスで演奏し、稲熊は力強い声とともにリズム薙刀を披露、勝又は「ずっと 春だったらなあ」をギターで弾き語り、佐藤は「桜月」をバイオリン演奏と書道で「圧倒」の二文字を書き上げ、中川はハンドパペット「とり吉君」を使った腹話術とフラッシュ暗算、松本は「ブルームーンキス」をバイオリン演奏とバスケットボール、目黒は絵画や自身が撮った写真紹介、山川は「Anthem time」に乗せて花道を駆け抜けるながらチアを披露、山田桃実はBuddiesを巻き込んだ柔軟体操からのハードル走と、それぞれ異なる色を放ちながら自己アピールした。中川は特技のはずのフラッシュ暗算を3問連続で不正解し、最後のサービス問題で嬉しそうに正解して会場の笑いを誘った。
それぞれが真剣な眼差しで思いを伝え終えると、最後に浅井が「私たち櫻坂46四期生9名はそれぞれが熱い思いを胸に抱いて、今ここに立っています。まだまだ未熟な私たちではありますが、手を取り合って進んでいきますので、応援をよろしくお願いします」と述べて、ラストナンバー「I want tomorrow to come」を披露。中心に立つ勝又をはじめ、エモーショナルなパフォーマンスと叫びにも似た歌声で会場を自分たち色に染め上げたところで、ライブ本編はフィナーレを迎えた。
メンバーがステージを去ったあと、「死んだふり」とともにスクリーンには四期生が歌い踊る映像が映し出され、同曲のミュージックビデオが6月16日(月)22時にYouTubeにて公開されること、そして彼女たちの次のステージが7〜8月に開催される櫻坂46の全国ツアー『5th TOUR 2025 “Addiction”』の東京ドームおよび京セラドーム大阪公演であることがアナウンスされると、客席からは盛大な歓声と拍手が沸き起こった。その後、メンバーは来場者をお見送りしてBuddiesとの初の交流を存分に楽しんだ。