ポケモンキャラの“ジラーチ”にちなんだアーティスト名を掲げ、昨年は櫻坂46の「承認欲求」のリミックスを担当するなど、日本でも人気急上昇中のオーストラリア発のエレクトロニックDJ / プロデューサー、ニーナジラーチ(Ninajirachi)が、8月8日(金)リリースのデビュー・アルバム『I Love My Computer』より新曲「INFOHAZARD」を公開しています。
ニュー・シングル「Infohazard」は、確かなコード進行に裏打ちされたトラックで、これまでに発表された「iPod Touch」、「Fuck My Computer」、「All I Am」と同様、彼女の初期の音楽体験を振り返り、ノスタルジックにオマージュを捧げるもの。彼女は、自身の幼い頃のインターネット黎明期を同曲で振り返り、「コンピューターが好きな理由は山ほどありますが、観るには早すぎる幼い時期に、かなり怪しいコンテンツに触れてしまったのも事実。『Infohazard』は、子どもの頃に初めてスナッフフィルムに出会った時のことを歌っています。オンラインで育った人間にとっては通過儀礼のようなもの。そして無邪気さを失う瞬間でもあります。もしも私が100年前の高校生で、コンピューターに触れることがなかったならば、あのようなものの存在すら知らなかったのでは?決して忘れることができません」とコメント。
デビュー・アルバム『I Love My Computer』で、ニーナジラーチは自身の延長とも言える存在のコンピューターのタイムレスな普遍性を描き出しています。幼い頃から聴いてきた輝かしい2010年代サウンドを再構築し、それらを土台に、現実とコンピューターが生み出す鮮明な体験との間の繋がりを考察。それはダンス・ミュージックのカテゴリーの境界線を覆す、想像を絶する世界であり、フィルターを通さないZ世代のEDMリバイバルの仮想世界の底知れなさを感じさせるものです。
Spotifyの4月度EQUALアンバサダーに任命され、ローリング・ストーン誌オーストラリア / ニュージーランド版の“Future of Music”リストに選ばれた彼女は、現在最も革新的で個性的なプロデューサーの一人としての地位を確立。独自のサウンドで奇想天外な革新性を発揮し、“ネット時代のための、ネット時代のプロデューサー”(Music Tech)として、世界の音楽シーンに確かな歩みを進めています。
ビルボード誌に“『Scary Monsters And Nice Sprites』期のスクリレックスの女性版”と評され、2010年代にインスパイアされた独自の世界観とサウンドをEP『girl EDM』として2024年に発表。それ以来“girl EDM”は、世界中のファンの間で形容詞、ジャンル、称賛のキャッチフレーズ、シンボルとして愛されています。
[収録曲] 01. London Song 02. iPod Touch 03. Fuck My Computer 04. CSIRAC 05. Delete 06. ฅ^•ﻌ•^ฅ 07. All I Am 08. Infohazard 09. Battery Death 10. Sing Good 11. It's You (with Daine) 12. All At Once