ジャズ・シンガーの
情家みえが、2018年の『
エトレーヌ』に続くニュー・アルバム『
ボヌール』を9月10日(水)に発表します。オーディオ評論家の潮晴男と麻倉怜士が主宰し、「高音楽性+高音質」を標榜するウルトラアートレコードからの発売。「ラバー・カムバック・トゥ・ミー」「オーバー・ザ・レインボウ」「アルフィー」など、スタンダード・ジャズの名曲全10曲を、編集なしの一発録音で収録しています。Qobuzでのハイレゾ音源の配信も9月10日(水)からスタート。新作のタイトルとなった「ボヌール(BONHEUR)」とはフランス語で「幸せ」の意味。
情家みえは愛媛・宇和島の出身。6歳でピアノを弾きはじめ、声楽のレッスンを受けました。徳島県内のホテルやクラブでジャズを歌い、大学卒業後に上京。老舗ジャズクラブBODY&SOULで働きながら、ヴォーカリストの
伊藤君子に師事しました。現在も、渋谷 BODY&SOUL、代々木 NARU、六本木 ALFIEを中心に全国のジャズ・クラブで活動中です。
2025年1月に東京・代々木のポニーキャニオン代々木スタジオで行なわれたレコーディングに参加したメンバーは、情家みえ(vo)、
後藤浩二(p)、
古木佳祐(b)、
ジーン・ジャクソン(ds)、
田辺充邦(g)、
山口真文(sax)。録音時には、イコライジングやコンプレッションは使用せず、ハイレゾ(192kHz/32bit)で録音。また、同時に往年の名レコーダー『STUDER A-800』を使用してアナログでも録音しており、これはアナログLP、SACDの音源として使用する予定です。
Photo by 土屋 宏