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チャールス・ロイド、ニュー・アルバムはジェイソン・モラン(p)&マーヴィン・シーウェル(g)とのトリオ作

チャールス・ロイド   2025/08/19 13:20掲載
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チャールス・ロイド、ニュー・アルバムはジェイソン・モラン(p)&マーヴィン・シーウェル(g)とのトリオ作
 87歳の現在も一線で活躍するジャズ・サックス奏者、チャールス・ロイド(Charles Lloyd)が、ニュー・アルバム『Figure in Blue』を10月10日(金)に発表します。ジェイソン・モラン(p)、マーヴィン・シーウェル(g)とのトリオで制作したこの新作から、先行シングル第1弾「Figure in Blue, memories of Duke」が公開されています。

 新作は、デューク・エリントンビリー・ホリデイ、そして今年亡くなったザキール・フセインのオマージュ。美しいバラードから荒削りなデルタ・ブルースまで幅広い音楽的領域を探求しており、書き下ろしの新曲、既発曲の再録音、そして讃美歌「Abide with Me」まで多様な楽曲を収録しています。

 制作のきっかけとなったのは、サンタバーバラのロベロ・シアターで行なわれたロイドの87歳を祝うバースデー・コンサートでした。ジェイソン・モラン、マーヴィン・シーウェルと演奏したロイドは、そのサウンドに可能性を感じ、2人をすぐにレコーディング・スタジオに誘いました。レコーディングについてロイドは「私たちはほとんど言葉を交わすことなく、音楽の本質に迫ることができました」と語っています。

 ジェイソン・モラン同様、マーヴィン・シーウェルも長年にわたってロイドのステージにさまざまな形で参加し、その音楽性の一翼を担ってきました。クラシック・ピアノとジャズ・ギターの訓練を受けたシーウェルは、本作でボトルネック・バーを駆使したデルタ・ブルースもプレイしています。シーウェルの参加についてロイドは「マーヴィンの声は本物です。彼はシカゴで育ちましたが、ミシシッピ・デルタに家族のルーツがあり、南部で私たちが経験した試練と苦難を直接体験しています。彼の演奏にそれがはっきりと感じられます」とコメントしています。



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