海辺の情景を想起させる心地よいダンス・ミュージックを奏でるインストゥルメンタル・バンド、Half Mile Beach Clubが、リミックス・アルバム『Days of the Ocean Waves(REMIXES)』を8月22日（金）にリリース。

　本作は、昨年発表したアルバム『Days of the Ocean Waves』のリリース1周年とアナログ・レコード化を記念して制作されたリミックスプロジェクト。親交のあるアーティストやリスペクトするミュージシャンたちに加え、メンバー自らによるセルフリミックスも収録しています。

　リリースに先駆けて配信された「Sugar Vista - Hugo LX Remix」「All Sunlight Must Fade - Stones Taro Remix」「Turquoise Route - TPSOUND Remix」は、サブスクリプションサービスの複数のオフィシャルプレイリストに選出され、さらにSNSでは毎週公開されたティザー・ムービーとともに注目を集めました。リリース前からすでに話題を呼んでいることは、本作への期待感の高さを示しています。

　さらに、Half Mile Beach Clubは本作を経て、秋以降もさまざまなイベントやフェスへの出演が決定しており、新曲制作も進行中。リリースに続くライヴ活動や新たな作品展開にもぜひご注目ください。

［コメント］
Half Mile Beach Clubというプロジェクトは、以前からライブハウスとクラブ、両方のカルチャーを横断しながら活動してきたというスタイルがありました。そうした自分たちのルーツを持ちながら、『Days of the Ocean Waves』をリミックス作品として再構築できたことで、僕らがもともとパーティーの企画から出発し、さまざまな人たちを巻き込みながら活動してきたという当初のスタンスとも改めて重なるような、そんな表現ができたんじゃないかなと思っています。
リミキサーの選定については、以前から交流のあるアーティストや、メンバーがリスペクトしているミュージシャンを中心にオファーしました。特に印象的だったのは、今回初めてコンタクトを取ったHugo LXが、僕らの地元である逗子・葉山の地域をとても気に入っていて、訪れたことがあるとコメントしてくれたことです。音楽を通してそうした不思議な縁が生まれるのは、とても嬉しい体験でした。
また、今回のリミックスプロジェクトを通じて、自分たちの楽曲が別のアーティストの手によって再構築されることで、メンバーが考えたフレーズやアレンジに対して新しい可能性が提示されたように感じています。こうした気づきは、これからの作品制作にも良いインスピレーションとして活きてくるはずです。
そして、このプロジェクトをきっかけに、僕らがリリースした『Days of the Ocean Waves』という作品が、これまで届いていなかった人たちの耳にも広がっていったら嬉しいです。
――Half Mile Beach Club