音楽大国マリが誇る歌手、
サリフ・ケイタ(SALIF KEITA)の来日公演が9月29日(月)に東京・渋谷WWW Xにて開催されます。
サリフ・ケイタは、1949年にかつてのマリ帝国の首都カンガバの隣り、ジョリバの村に生まれ、70年代から当時の代表的なバンド“
レイル・バンド”や“
レ・アンバサドゥール”で歌手として活躍。のちに仏パリに渡り、1987年リリースのアルバム『
ソロ』で、西アフリカの伝統音楽にエレクトロ・サウンドなど西欧の音楽を取り入れた“マンディング・ポップ”を展開し、90年代のワールドミュージック・ブームの火付け役となった大スターです。
アルビノ(先天性色素欠乏症)であること、マリの社会で伝統的に音楽を担うグリオの家系の生まれではないこと。様々な困難を乗り越えて声に磨きをかけ、高みに登りつめたサリフ。現在はバマコに拠点を移し、若いミュージシャンの育成にも尽力しているという彼に、今、見えている景色とは?
1989年より90年代は来日ツアーも重ね、2023年に久し振りに京都公演で来日しましたが、今回の東京公演は実に20年以上ぶり。マリの伝統楽器のンゴニ、ベースドラムとなる瓢箪のパーカッションのギタ、トーキング・ドラムのタマ、ジェンベ、ギター、アコースティックな編成でで、“心が震える黄金の声”が味わえる貴重な機会となります。チケットは、Livepocketにて販売中。詳細は、Shibuya WWWXの公式サイトをご確認ください。