ニュース

クレア・ラウジー、新作アルバムより「somewhat burdensome」を先行配信

クレア・ラウジー   2025/09/17掲載(Last Update:25/09/18 10:01)
はてなブックマークに追加
クレア・ラウジー、新作アルバムより「somewhat burdensome」を先行配信
 エモ・アンビエントの旗手、クレア・ラウジー(claire rousay)が、10月31日(金)にリリースする新作アルバム『a little death』より2ndシングル「somewhat burdensome」をリリース。あわせて、自身が撮影と編集を行なった同曲のミュージック・ビデオを公開しています。

 米LA在住のマルチ・インストゥルメンタリスト / プロデューサー / コンポーザー、クレア・ラウジー。2024年にリリースした、アンビエント / ドローンや実験音楽とインディ / エモ・ロックを横断するアルバム『sentiment』が高く評価され、〈FESTIVAL de FRUE 2024〉出演を含む初来日ツアーも大盛況。今年は、モア・イーズとのコラボレーション・アルバム『no floor』、テキサス在住のアンビエント作家Gretchen Korsmoとのコラボレーション・アルバム『quilted lament』、ナッシュビルのギタリスト、ウィリアム・タイラーとの「Covert Services」をリリースするなど、怒涛の制作・リリースを続けています。

 新作アルバム『a little death』は、彼女曰く2020年作『a heavenly touch』、2021年作『a softer focus』に連なる三部作のフィナーレとのこと。所謂ポップなヴォーカル曲は無く、自身のソロ活動の本質と考えているものへの回帰(原点回帰)とも言え、彼女の作品の一貫したテーマでもある、スタジオの外で録音された生活音の採用が特徴的なアルバムです。

 その中でも「somewhat burdensome」は、クレアのアコースティック・ギターをフィーチャーした、『sentiment』の延長線上とも言えるメロディアスな楽曲。ストリングスのドローン、エレクトロニクスの上を、微かに光るピアノとギターの音符がコラージュされ、フィールドレコーディングも織り交ぜたテクスチャー豊かなサウンドを湛えています。

 クレアは同曲について「『somewhat burdensome』の制作には15ヶ月を要しました。地下スタジオでの即興のギターを録音したのが始まりでしたが、自宅のキッチンやガレージでのフィールド・レコーディング、友人のウォルト(Walt McClements)のスタジオで録音したピアノ、そして自作のエレクトロニクスが加えわり、程なく育まれて行きました。この曲は、遊び心と同時に、深い思慮が感じられます」と語っています。

 あわせて公開されたMVは、夕暮れ時のレコーディングにフォーカスしたアルバムの世界観を表すもので、フィールド・レコーディングが行なわれた場所も映り込んでいます。

 なお、M.Sageをフィーチャーした1stシングル「just (feat. m sage)」のMVも同じくクレアが撮影と編集を行なっており、8月28日より公開中。こちらもあわせてチェックしてみてください。





■2025年10月31日(金)リリース
クレア・ラウジー
『a little death』

CD / Digital THRILL-JP 64 / HEADZ 273
faderbyheadz.com/release/headz273.html

[収録曲]
1. i couldn't find the light(アイ・クドゥント・ファインド・ザ・ライト)
2. conditional love(コンディショナル・ラヴ)
3. just (feat. m sage)
4. somehow(サムハゥ)
5. night one(ナイト・ワン)
6. doubt(ダウト)
7. somewhat burdensome(サムホワット・バーデンサム)
8. a little death(ア・リトル・デス)
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] デビュー20周年 再始動を告げる新作EP 音速ライン[インタビュー] 私は私にできることを歌にしていく ゆっきゅんのニューEP
[インタビュー] 来日公演を目前に控え、孤高のソウル・シンガーが発表する17年ぶりの新作『PRAYER』 リアム・オ・メンリィ[インタビュー] 今春のカルテットでのツアーを録音した『FRAGMENTS - CONCERT HALL LIVE 2025』を発表 松井秀太郎
[インタビュー] 友成空の大ヒット曲「鬼ノ宴」が湖池屋とコラポレーション クセになる辛さの「ピュアポテト 鬼ノ宴」誕生[インタビュー] オーケストラとともに過去・現在・未来を紡ぐ活動40周年記念アルバム『RE-BORN』 千住明
[インタビュー] 自らの本名を冠したセカンド・アルバム完成! 今作に込めた想いとは― 粗品[インタビュー] 千花音×みやけん 豊かな才能の交錯が生みだしたもの
[インタビュー] 広分野で活躍するヴァイオリニストが、みずからのレーベルから第一弾アルバムを発表 廣津留すみれ[インタビュー] 田中彩子 クラシックや映画音楽などでファンタジーの世界を描き出すリサイタル・ツアーを開催
[インタビュー] 大好きな街、小田原への愛を込めた「O・DA・WA・LOVE」配信リリース emily hashimoto[インタビュー] ギターミューズRei デビュー10周年 初のベスト・アルバム発売
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015