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クレア・ラウジー、新作アルバムより「somewhat burdensome」を先行配信

クレア・ラウジー   2025/09/17 18:03掲載
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クレア・ラウジー、新作アルバムより「somewhat burdensome」を先行配信
 エモ・アンビエントの旗手、クレア・ラウジー(claire rousay)が、10月31日(金)にリリースする新作アルバム『a little death』より2ndシングル「somewhat burdensome」をリリース。あわせて、自身が撮影と編集を行なった同曲のミュージック・ビデオを公開しています。

 米LA在住のマルチ・インストゥルメンタリスト / プロデューサー / コンポーザー、クレア・ラウジー。2024年にリリースした、アンビエント / ドローンや実験音楽とインディ / エモ・ロックを横断するアルバム『sentiment』が高く評価され、〈FESTIVAL de FRUE 2024〉出演を含む初来日ツアーも大盛況。今年は、モア・イーズとのコラボレーション・アルバム『no floor』、テキサス在住のアンビエント作家Gretchen Korsmoとのコラボレーション・アルバム『quilted lament』、ナッシュビルのギタリスト、ウィリアム・タイラーとの「Covert Services」をリリースするなど、怒涛の制作・リリースを続けています。

 新作アルバム『a little death』は、彼女曰く2020年作『a heavenly touch』、2021年作『a softer focus』に連なる三部作のフィナーレとのこと。所謂ポップなヴォーカル曲は無く、自身のソロ活動の本質と考えているものへの回帰(原点回帰)とも言え、彼女の作品の一貫したテーマでもある、スタジオの外で録音された生活音の採用が特徴的なアルバムです。

 その中でも「somewhat burdensome」は、クレアのアコースティック・ギターをフィーチャーした、『sentiment』の延長線上とも言えるメロディアスな楽曲。ストリングスのドローン、エレクトロニクスの上を、微かに光るピアノとギターの音符がコラージュされ、フィールドレコーディングも織り交ぜたテクスチャー豊かなサウンドを湛えています。

 クレアは同曲について「『somewhat burdensome』の制作には15ヶ月を要しました。地下スタジオでの即興のギターを録音したのが始まりでしたが、自宅のキッチンやガレージでのフィールド・レコーディング、友人のウォルト(Walt McClements)のスタジオで録音したピアノ、そして自作のエレクトロニクスが加えわり、程なく育まれて行きました。この曲は、遊び心と同時に、深い思慮が感じられます」と語っています。

 あわせて公開されたMVは、夕暮れ時のレコーディングにフォーカスしたアルバムの世界観を表すもので、フィールド・レコーディングが行なわれた場所も映り込んでいます。

 なお、M.Sageをフィーチャーした1stシングル「just (feat. m sage)」のMVも同じくクレアが撮影と編集を行なっており、8月28日より公開中。こちらもあわせてチェックしてみてください。





■2025年10月31日(金)リリース
クレア・ラウジー
『a little death』

CD / Digital THRILL-JP 64 / HEADZ 273
faderbyheadz.com/release/headz273.html

[収録曲]
1. i couldn't find the light(アイ・クドゥント・ファインド・ザ・ライト)
2. conditional love(コンディショナル・ラヴ)
3. just (feat. m sage)
4. somehow(サムハゥ)
5. night one(ナイト・ワン)
6. doubt(ダウト)
7. somewhat burdensome(サムホワット・バーデンサム)
8. a little death
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