台湾発の日本語ロック・バンド、
ゲシュタルト乙女が、
雪国のヴォーカル京英一を迎えた最新シングル「梅雨」を10月29日(水)に配信リリース。
ゲシュタルト乙女は、繊細な文学的な詞世界と浮遊感のあるメロディで、台湾・日本両地の音楽ファンから注目を集めてきました。今年3月には、台湾最大級の野外フェス〈Megaport Festival〉に2年連続出演。8,000人規模のステージで、その確かな実力と存在感を証明しました。さらに秋には、〈MINAMI WHEEL〉や〈ボロフェスタ〉といった関西のサーキット・イベントへの出演を控え、ジャンルを越えて、台湾と日本両地で活動の幅を広げています。
今作は、透明感溢れるギターサウンドで異彩を放つバンド、雪国の京英一をフィーチャリングに迎えた、国境と世代を超えたコラボレーション作品。昨年の
the band apart・
荒井岳史との共作「副都心」で切り拓いた新境地を、さらに深く研ぎ澄ませた意欲作です。
浮遊感のあるメロディに京英一の歌声が加わり、ゲシュタルト乙女の持ち味をさらに広げる、台日音楽シーンを繋ぐ架け橋のような1曲に仕上がっています。マスタリングは
サカナクションや
plenty、
Eveなどを手がけるエンジニア・浦本雅史が担当。日本と台湾のクリエイターが結集した必聴の作品です。
また、最新シングル・リリースに合わせ、新体制初となる東阪ツアーと台北公演を含むツアー〈新平衡〉の開催が決定。今回のコラボレーション相手である雪国が、11月2日(日)の大阪公演と12月7日(日)の台北公演で共演。また、11月3日(月・祝)の東京公演にはEnfantsを迎え、多様な音楽性が交差する、見逃せないラインナップとなります。
[コメント]雨や台風が多かった今年、繰り返される季節の巡りとともに、疲れた毎日に巻き込まれながらも、それでも前に進むしかないよなーと、そんな心境を表す一曲を書きたいと思い、この曲を作りました。
雪国さんの音楽は日頃から愛聴していたので、京さんとコラボできてとても嬉しく思っています。雨上がりとともに心も晴れていくようなアレンジを意識したので、ぜひ聴きながらその変化を体感してみてください。――Mikan Hayashi(ゲシュタルト乙女 Vo., Gt.)メンバー含めずっと前から聞いていたバンドだったので、そのリリースに携われることがとても嬉しかったです。みかんさんの描いた旋律を残しつつ、ボイシングやアルペジオで自分なりの色でそれを彩るようなアレンジを心がけました。また譜割りや歌詞の乗せ方の特徴を逃さないようにコーラスしたりと、みかんさんの歌声に自分の音を添えることができとても光栄でした。
時差を気にしながらオンラインで連絡しながら色々進めていった作曲過程も新鮮で楽し体験で、本当に誘っていただき感謝しています。11/2大阪と12/7台北にて行うツーマンぜひお越しください♪――京 英一(雪国 Vo., Gt.)