舘ひろし、1950年愛知県生まれ。1976年に映画『
暴力教室』でデビュー後、映画、ドラマ、音楽活動と多岐にわたり活躍、1982年にはドラマ『
西部警察』へ出演、1984年には自身の作曲によるシングル「
泣かないで」がヒット、同年の紅白歌合戦出場を果たします。
1986年にスタートしたドラマ『
あぶない刑事』、翌年の続編である『
もっとあぶない刑事』に於いては、TVドラマ終了後も劇場版として2017年までに計7作品が制作され「あぶ刑事シリーズ」として親しまれています。
また、高校時代に舘ひろしの人生において影響を与えたラグビーでは2019年の「ラグビーワールドカップ2019日本大会」のPRキャプテンを務め各方面でラグビーの魅力を発信。総じてダンディーなイメージを放つ舘ひろしですが、「あぶ刑事」やCMなどで時折見せるコミカルな面も長らく愛され続ける要因の一つです。
そんな舘ひろしは、俳優業と共に音楽活動でも数々の作品を発表しており、この度デビュー50周年を記念しLP・カセットで発売されていた未CD化アルバムの初CD化、ビデオテープのみで発売されていたライヴ映像作品が初Blu-ray Disc化され、合計12枚組のBOX『HIROSHI TACHI 50th ANNIVERSARY BOX-SONY & FUN HOUSE YEARS-』として2026年2月27日(金)に発売が決定。
初CD化となるのは1980年に発売の「BABY DOLL」、1981年発売「Rock’n Roll 1981」、1981年発売のライヴ・アルバム『ROLL OVER THE NIGHT』の計3タイトル。
他に収録されるのは1984年発売の「
IN THE MOOD」、1985年発売のライヴ・アルバム『
舞踏会in BUDOKAN』、1988年発売の「
Golden Shadow」、1994年発売の「
異邦人」、1997年発売の自身の楽曲のカヴァー・アルバム『
Strangers in the Night』、2012年発売の
石原裕次郎の楽曲をカヴァーし日本レコード大賞企画賞を受賞した「
HIROSHI TACHI sings YUJIRO」の、1部のアルバムにはボーナストラックも追加収録され最新リマスタリング、高品質規格のBlu-Spec CD2として合計9タイトル11枚、1984年に日本武道館で行われ当時はビデオテープとしてのみ発売されていたライヴ映像作品『
舞踏会in BUDOKAN』は映像をHD化し音源も5.1chミックスが施され待望の初のBlu-ray Disc化が行われ、最新インタビューや撮りおろし写真を含む52P(予定)のブックレットと共にオリジナルBOXに収蔵される記念作品となっています。
11月14日(金)からは、主演映画『港のひかり』も全国公開、過去を捨てた元ヤクザ(舘ひろし)の漁師と目の見えない少年(尾上眞秀)との十数年を描く、年の差を超えた友情と再会の作品となっています。