ニュース

映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』、ゆかりの地 特別映像 アイム・オン・ファイア編公開

ブルース・スプリングスティーン   2025/11/12 18:51掲載
はてなブックマークに追加
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』、ゆかりの地 特別映像 アイム・オン・ファイア編公開
 ロックの英雄、そしてアメリカの魂と称され、50年にわたって第一線を走り続けるブルース・スプリングスティーンの若き日を描く感動の音楽ドラマ『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が11月14日(金)に日本公開されます。

 1982年。キャリアの岐路に立つブルース・スプリングスティーンは、名声の影で深い孤独と葛藤に揺れていました。ロックスターとしての喧騒を離れ、彼が向かったのは、誰もいない荒野のような〈どこでもない場所〉。4トラックのレコーダー一台、手元にあるのは曲になりかけた断片だけ。恋人との時間、幼き日の母との思い出、そして父との確執に苛まれながら、彼は静かに魂を刻み始めます。その時、彼に何が起こっていたのか――。

 伝説の名盤『ネブラスカ』、その創作の舞台裏と心の旅を『一流シェフのファミリーレストラン』のジェレミー・アレン・ホワイトが、言葉少なに、しかし圧倒的な存在感で体現します。監督は『クレイジー・ハート』(アカデミー賞®受賞)で音楽映画の真髄を見事に描いたスコット・クーパー。観る者の心を掴んで離さない、乾いたアメリカの風景と、テープに刻まれた声と、救いを求める祈り。あの夜、何が生まれ、何が壊れたのか――。

 ロックの英雄がすべてを削ぎ落とし、ありのままの自分に向き合った時代を、今を生きる私たちが見つめ直します。

 今回、『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』の日本公開に向けて、『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』ゆかりの地 特別映像 アイム・オン・ファイア編がCDジャーナルで独占解禁となりました。

 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は、1980年10月3日から翌81年9月14日のシンシナティ公演まで全世界で140回に及んだ〈THE RIVER〉ツアーを終えたスプリングスティーンが、故郷ニュージャージーに戻るところから始まります。成功に対する期待と重圧、そして消し去ることのできない過去。自分に向き合うために、自宅にわずか4トラックの録音機材を用意した彼は、たった一人で歌い始めます。

 今回ご紹介する特別映像は、映画の舞台であるニュージャージー州アズベリーパークにある、ブルース・スプリングスティーンゆかりの地をご紹介するもの。ジェレミー・アレン・ホワイトが歌うサウンドトラックから、1984年にリリースされたメガヒット・アルバム『Born in the U.S.A.』収録曲「アイム・オン・ファイア」をBGMに、映画の舞台ニュージャージーへと誘います。

 最初に登場するのは、アズベリーパークのボードウォークにある2つの歴史的なシアター、コンベンションホールとパラマウント・シアター。パラマウント・シアターは、スプリングスティーンが自分のコンサートだけでなく、アルバム『闇に吠える街』のツアー・リハーサルをした場所として有名。コンベンションホールは、地元のアーティストだけではなく、レッド・ツェッペリンローリング・ストーンズといった大物アーティストも演奏したホール。

 この街のヒーローを讃えるボードウォークのあちこちには、スプリングスティーンのグッズが数多く並べられ、ブルースにちなんだものが盛り沢山。BRUCE SPRINGSTEEN ARCHIVESでは彼の歴史をたどることができるので要チェックです。

 2ndアルバム『青春の叫び』に収録されている「7月4日のアズベリー・パーク」では、「マダム・マリーが警察より占いが上手いから逮捕されたって聞いた?」(“DID YOU HEAR THE COPS BUSTED MADAM MARIE FOR TELLNG FORTUNES BETTER THAN THEY DO”)と歌われています。大きな瞳が目印の“占い師マダム・マリー”のお店も健在です。

 ボードウォークで若き日のスプリングスティーンと恋人フェイ(オデッサ・ヤング)と過ごす特別なシーンのために、スコット・クーパー監督は、いまは施設から姿を消しているメリーゴーランドを用意して撮影に臨みました。そして、劇中にも登場するフェイが働くダイナーは、たくさんの物語が動き出すキーとなる場所。アズベリーパークのボードウォークは多くのシーンで彼の青春の地として描かれています。ぜひ、映画館の大画面でチェックしてください。


©2025 20th Century Studios

『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』
2025年11月14日(金)全国ロードショー
20thcenturystudios.jp/movies/springsteen
配給: ウォルト・ディズニー・ジャパン
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 佐藤理とゴンドウトモヒコの新ユニットが、聴覚と視覚を刺激するアルバムを発表 LIG[インタビュー] デビュー20周年 再始動を告げる新作EP 音速ライン
[インタビュー] 私は私にできることを歌にしていく ゆっきゅんのニューEP[インタビュー] 来日公演を目前に控え、孤高のソウル・シンガーが発表する17年ぶりの新作『PRAYER』 リアム・オ・メンリィ
[インタビュー] 今春のカルテットでのツアーを録音した『FRAGMENTS - CONCERT HALL LIVE 2025』を発表 松井秀太郎[インタビュー] 友成空の大ヒット曲「鬼ノ宴」が湖池屋とコラポレーション クセになる辛さの「ピュアポテト 鬼ノ宴」誕生
[インタビュー] オーケストラとともに過去・現在・未来を紡ぐ活動40周年記念アルバム『RE-BORN』 千住明[インタビュー] 自らの本名を冠したセカンド・アルバム完成! 今作に込めた想いとは― 粗品
[インタビュー] 千花音×みやけん 豊かな才能の交錯が生みだしたもの[インタビュー] 広分野で活躍するヴァイオリニストが、みずからのレーベルから第一弾アルバムを発表 廣津留すみれ
[インタビュー] 田中彩子 クラシックや映画音楽などでファンタジーの世界を描き出すリサイタル・ツアーを開催[インタビュー] 大好きな街、小田原への愛を込めた「O・DA・WA・LOVE」配信リリース emily hashimoto
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015