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映画『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』、ロック・レジェンドたちの演奏シーンで繋ぐ予告編公開

チャック・ベリー   2025/11/14 16:28掲載
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映画『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』、ロック・レジェンドたちの演奏シーンで繋ぐ予告編公開
 2026年1月16日(金)より全国公開となる、チャック・ベリー生誕100周年ドキュメンタリー映画『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』より、キース・リチャーズビートルズジミ・ヘンドリックスブルース・スプリングスティーンら錚々たるロック・レジェンドたちが登場する予告編が公開となりました。

 本作は、ベリー本人のインタビューやパフォーマンスはもちろん、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックス、キース・リチャーズ、ポール・マッカートニー、ブルース・スプリングスティーン、トム・ペティジェフ・リンなどのロック・レジェンドたちによる彼の楽曲のカヴァーで構成され、『カラーパープル』『リーサル・ウェポン』シリーズなどで知られる名優ダニー・グローヴァーがナレーションを担当。映像は、アーティストやその遺族からの許可を得て収集され、多くがデジタルリマスターされています。

 公開された予告編は、全編チャックの名曲を、ロックンロールのレジェンド達と共に奏でるという豪華なもの。冒頭、1987年制作のドキュメンタリー映画『ヘイル・ヘイル・ロックンロール』(テイラー・ハックフォード監督)のクリップで始まり、ベリーがキース・リチャーズとロバート・クレイのギター伴奏で「キャロル」を歌唱。その間、映像はチャック・ペリーのトレードマークとなっている“ダック・ウォーク”を映し出し、ジョン・レノンの言葉「ロックンロールに別名を与えるとすれば、チャック・ベリーだ」とともに、テロップには「ジョニー・B・グット」「ロックン・ロール・ミュージック」「ロール・オーバー・ベートーヴェン」と名曲のタイトルが続々と登場します。

 映像はキース・リチャーズから、1966年のロックの殿堂入りから再び舞台に立った、1976年のブルース・スプリングティーンとの「ジョニー・B・グット」の演奏シーンに。ブルース・スプリングティーンの言葉「偉大で純粋なロック作曲者」も流れます。1964年のローリング・ストーンズ・ギャザー・モス・ツアーで「アラウンド・アンド・アラウンド」を演奏するローリング・ストーンズの場面も切り取られ、「あなたの音楽は俺たちの中に永久に刻まれている」とのミック・ジャガーによる言葉も。

 続いて、1964年のワシントン・コロシアム・コンサートで 「ロール・オーバー・ベートーヴェン」を歌うビートルズ。さらに、1999年の『ポール・マッカートニー:ライヴ・アット・ザ・キャヴァーン・クラブ』(イギリス・リバプールで撮影された映像)の、ポール・マッカートニーが「ブラウン・アイド・ハンサム・マン」をカヴァーしたパフォーマンスも映し出され、「チャックがいなければ、ロックはない」というポールの言葉が被さります。

 また、後続の黒人アーティストの道を切り開いた偉業にもスポットを当て、「人種の壁をブッチ切った革命家」というテロップと同時に、「ジョニー・B・グッド」を演奏するジミ・ヘンドリックスの映像も展開。再び『ヘイル・ヘイル・ロックンロール』に戻り「ネイディーン」の演奏では、本作のナレーションの名優ダニー・グローヴァーの名前が。最後にブルース・スプリングティーンと奏でる「ジョニー・B・グッド」のラストで、大観衆を前に、最後のフレーズの合唱を観客に煽るチャック・ベリーの姿で終わり、まるで短いライヴを見ているようなノリの良い、楽しい予告編に仕上がっています。

 また、今回、ジョン・レノン、ミック・ジャガー、エリック・クラプトンリンダ・ロンシュタットの場面写真も同時に公開。ロック・レジェンドたちが集結して、チャック・ベリーの偉業を振り返る本映画に期待が高まります。

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©2020 CB, Doc. LLC.

『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』
原題:Chuck Berry BROWN EYED HANDSOME MAN
2026年1月16日(金)より東京 角川シネマ有楽町、UPLINK吉祥寺
2026年1月17日(土)より東京 新宿K’s cinema他にて全国順次公開
配給: オンリー・ハーツ
onlyhearts.co.jp/source/news.html

[収録曲](全歌詞訳字幕付)
キャロル Carol 1958
メイベリン Maybellene 1955
ウィ-・ウィー・アワーズ Wee Wee Hours 1955
ユー・キャント・キャッチ・ミー You Can’t Catch Me 1956
アラウンド・アンド・アラウンド Around and Around 1958
ジョニー・B・グッド Johnny B. Goode 1958
バック・イン・ザ・U.S.A Back In The USA 1959
ネイディーン Nadine (Is It You?) 1964
スウィート・リトル・シックスティーン Sweet Little Sixteen 1958
ロール・オーバー・ベートーヴェン Roll Over Beethoven 1956
ブラウン・アイド・ハンサム・マン Brown Eyed Handsome Man 1956
レット・イット・ロック Let It Rock 1960
メンフィス Memphis, Tennesee 1959
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