21年ぶりのニュー・アルバム
『時の忘れ物』を9月24日に発表した
堺正章。アルバム発売を記念して、昨日、東京・表参道ヒルズ・吹き抜け大階段にて、最初で最後(!?)となるフリー・イベントを開催しました。
当日は秋分の日ということもあり、表参道ヒルズ内の会場に詰め掛けた約1,000人を越えるファンの前で、ニュー・アルバム『時の忘れ物』より、自身が主演したドラマ『無理な恋愛』主題歌、現在もロング・セールスを記録中の
「忘れもの」、ザ・スパイダース解散後のソロ・デビュー曲であり、現在でも
ジェロや
山崎まさよし、
175Rなど数々のアーティストがカヴァーする名曲「さらば恋人」の2曲を熱唱。
イベント終了後の堺正章は、集まった記者を目の前にして、
「46年の歌手生活で初めての体験で普段のTV番組より数倍エネルギーを使ったけれども、原点に帰った気がしました」「人の歌を紹介する事は多かったけれど、司会の八木亜希子さんに紹介されて登場し、さらにエネルギーを使った(笑)」と感想。
21年ぶりのニュー・アルバム『時の忘れ物』に関しては
「15年振りのシングル“忘れもの”を皆さんが聞いてくださった結果、アルバムが出来たという事に至福の想いがあります」「ああ、また歌を唄えて良かった。病み付きになるね。今日を皮切りに、いろいろな所でこのアルバムをアピールして行きたい」と答えました。また、収録曲である「娘へ」に話が及ぶと、愛娘に対する想いを、優しい父親の表情を浮かべ、愛情たっぷりに語っています。
最後に、早くも年末の話に質問が浴びせられると、
「唄うことが出来るならば、家では唄いますよ。日々電話を待つだけです」と、さすがのコメントを披露した彼。紅白出場が決まると、ソロとしては1976年の出場以来32年ぶりの出場となるとか。こちらもにも期待しましょう。