実験的かつブルータルありながらどこかキャッチーな楽曲、複雑な演奏をしているとは思えない壮絶なステージング。人気、実力ともに1990〜2000年代を代表するロック・アクトのひとつであることに何人も依存はないであろう重鎮、
THE DILLINGER ESCAPE PLAN(ディリンジャー・エスケイプ・プラン)。2007年の
『Ire Works』に続く待望のニュー・アルバム『Option Paralysis』(写真)がいよいよ登場!自ら立ち上げたレーベル“Party Smasher”と老舗Season Of Mistによるリリースで、EU盤が3月22日、US盤が23日にそれぞれ発売予定。
度重なるメンバー・チェンジで、古くからのメンバーはギタリスト / メイン・コンポーザーのBen WeinmanのみとなってしまっているTHE DILLINGER ESCAPE PLAN。前作リリース後にはドラマーGil Sharoneが脱退し再びファンをやきもきさせましたが、強力新メンバーBilly Rymer(THE RIVALRY)が加入。新たなラインナップでのニュー・アルバムとなります。毎回異なる面子でも、強力作を作り続けてきた彼らだけに、心配はご無用でしょう。

今回も、もう1人のメンバーとも言うべき関係を続けているベテランエンジニア、Steve Evettsをプロデューサーに迎えての制作。1月19日からはAmazon、iTunesほか主要ダウンロード販売にてアルバムのトップを飾る楽曲「Farewell, Mona Lisa」(写真)の配信がスタートしておりますので、仕上がりが気になって仕方ない方は一足先にチェックしてみてはいかがでしょう。