先日、
ラン・ランの代役で
ロンドン交響楽団と共演、見事成功を収めたとのニュースが入ってきたばかりの
アリス=紗良・オット(Alice Sara Ott)。12月15日に待望のニュー・アルバム
『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」 他』(UCCG-1518 税込2,800円)がリリースされます!
ドイツ・グラモフォンからの4枚目となる今作は、ドイツ音楽の真髄であり、ピアノの新約聖書と呼ばれる
ベートーヴェンのソナタに挑みます。ごまかしのきかない、数多の名盤がある、ベートーヴェンの傑作の森を進むアリス。演奏家としてその真価を問われる勝負作です。
今回選ばれた2曲のハ長調ソナタ(第3番と第21番)は、アリスがすでに10年以上弾き続けている作品。また、「アンダンテ・ファヴォリ」はもともと「ワルトシュタイン」の第2楽章として作曲された作品です。「失われた小銭への怒り」は、非常に高度な技巧が要求される難曲。
そしてボーナス・トラック用に収録した「エリーゼのために」は、意外にもアリスはこれまで弾いたことがなく、今回初めて日本のファンのためにこの超有名曲に取り組んだとのこと。
2011年1月には日本ツアーも実現。世界に羽ばたくアリスの動向から、ますます目が離せません!