不動の人気と支持を誇るダンス・ミュージック界の鬼才
マシュー・ハーバート(Matthew Herbert)が2010年春に開始した“ワン”シリーズ(一人、一つ、一匹をテーマに作るコンセプト・アルバム)。その第3弾にして完結編となる
『ワン・ピッグ(One Pig)』(HSE-30273 税込み2,490円)が、8月24日に日本先行発売されることが決定しました。
今回はテーマは、その名のとおりワン・ピッグ、つまり一匹の豚。誕生から死、そしてその豚が調理されて食されるまで、その一生を追いかける過程で生まれたサウンドから構築されたこの作品は、今まで数多くの話題作を生み出してきたハーバートのキャリア史上最もユニークかつ、衝撃的なコンセプトを持つアルバムと言えるでしょう。
マシュー・ハーバートは本作について、「このアルバムは、ある豚が一生で発する音を使って作られる。その豚の誕生の瞬間、生きている間、死を迎える瞬間、そしてシェフに渡りご馳走が用意される間、その全てが録音される。そして音楽となる」とコメントしています。
そんな衝撃作『ワン・ピッグ』の発売に先駆けて、マシュー・ハーバート日本公式サイト(
hostess.co.jp/matthewherbert)がオープン。本作についての情報に加えて、制作時にハーバートが付けていた日記“豚日記”の日本語版も近日公開が予定されているそうです。
そして、新作『ワン・ピッグ』を引っ提げて、9月にひさびさの来日ツアーを行なうことも決定! 昨年の来日時には、<TAICOCLUB>においての、前作『ワン・クラブ』のライヴ・パフォーマンスに加えて、DommuneでのDJプレイも大きな話題となったマシュー・ハーバート。今回は、9月22日(木)に恵比寿LIQUIDROOMで行なわれる公演では、本作のためのスペシャルなセットアップで行なわれる『ワン・ピッグ』ライヴを、そして9月23日(金・祝)京都・METROでの公演ではDJセットを披露する予定。毎回ユニークな趣向でオーディエンスを圧倒するライヴ・パフォーマンスを見せてくれるハーバートだけに、今回もまた見逃せません!
また、『ワン・ピッグ』と同時に、ハーバート名義による2001年のクラシック『ボディリー・ファンクションズ』が
デラックス・エデションにてリイシューも決まっています。こちらも要チェックです。