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Aぇ! group、〈SUMMER SONIC 2025 OSAKA〉に出演 圧巻のパフォーマンスで観客を魅了

Aぇ!group   2025/08/18 12:28掲載
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Aぇ! group、〈SUMMER SONIC 2025 OSAKA〉に出演 圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
 2019年に関西出身のメンバーで結成し、2024年5月にCDデビューを果たしたAぇ! groupが、CDデビュー後初となる音楽フェス〈SUMMER SONIC 2025〉に出演しました。

 Aぇ! groupは、8月17日(日)大阪・万博記念公園のメインステージであるAIR STAGEにトップバッターとして登場。メンバーが登場する前から、「Aぇ!Aぇ!」のコールが響き渡り、ついにメンバーが姿を現すと会場を大歓声が揺らしました。

[ライヴ・レポート]
 この日のためにメンバー同士で話し合って決めたセットリストを引っ提げ、1曲目はバンドでドラムを担当する佐野晶哉がライブでファンとの一体感を生み出すために作詞・作曲した「Aぇ You Ready?」からライブがスタート! 正門良規が掻き鳴らすギターソロから、末澤誠也のハイトーンボイスの歌い出しで一気に会場のボルテージを高め、〈Aぇ 声を聞かせて!(Aぇ! Aぇ! )〉や〈Aぇ 顔を見せてよ!(Aぇ! Aぇ! )〉など、コール&レスポンスで早くも観客の心を掴むと、続いて青春を感じさせる疾走感のあるメロディーに、メンバーの強い意志と決意が込められたリリックが織りなす「Break Through」、切ない失恋ソングでもある歌詞の物語に合わせて巧みに歌を乗せていく5人のボーカル力を堪能できる「脳内ラプソディー」の3曲をバンドで披露した。

 楽器を一度置き、後方までびっしりと観客がいる光景に「本当にすごい景色・・・」と声が漏れてしまうほど、喜びと驚きを隠せない様子だったが、正門良規が「改まして、僕たちがAぇ!groupです!名前だけでも覚えて帰ってください。どうぞ最後までよろしくお願いします!」と挨拶をして、準備が整ったところで、末澤誠也が「僕たち、実はダンスもやるんです!」と、Aぇ! groupのもう一つの魅力でもあるダンスパートへ突入。

 彼らのデビュー曲で、とてつもない熱気をたぎらせたビートに呼応するようにshoji(s**t kingz)がコレオを手がけた激しいダンスナンバー「《A》 BEGINNING」、クールでありながらダンサブルなトラックにSota(GAMMI)がコレオを手がけた「Chameleon」に続き、「あかんわ」というフレーズと振り付けがクセになるAyumu Imazuによる提供曲「AKAN」でもスタイリッシュかつフォーメーションが目まぐるしく変わるダンスを披露し、すでに沸き立つ会場を一層の盛り上がりへと引き上げた。

 激しいダンスパートの次には、まるでAぇ! groupが歩んできた軌跡を描いているように思える歌詞と、疾走感のあるバンドサウンドとストリングスの音色が心地よい「Hello」で一言一言大切に言葉を紡ぎ、続く「Say Aぇ!」では、イントロで佐野晶哉が「曲知らんからイマイチ乗り切れないてないそこのお兄さん、こんにちは。ご安心ください!この聞き馴染みのないイントロ、知らない曲です!でもAぇ!って叫んで、拳あげて一緒に楽しみましょう!」とノリ方をレクチャー。Aぇ! groupらしい誰も置いていかないライブでさらに一体感を増していく。そして、今回初パフォーマンスとなるサマーアッパーチューン「PHOTOGENIC」へ。頭からラストまでたたみかけるように放たれ続けるリリックと「カシャカシャ」と耳に残る中毒性の高いサビで織りなされる曲で、一斉に振られるタオルが客席を巨大なうねりへと変え、灼熱の会場にウォーターキャノンが放たれると、会場もさらにヒートアップした。

 「PHOTOGENIC」のパフォーマンス後、再度水分補給などを促し、末澤誠也が「今日は本当にありがとうございました!今回サマソニは初めてでこんな素敵なステージに立たせていただきました。ありがとうございます!僕たちまだデビュー2年目で未熟者ですし、素晴らしいアーティストの方がたくさんいます。でも熱量だけは誰にも負けません!今日Aぇ!groupを初めて知った方、ちょっとでも興味持ってくれたら是非覚えて帰ってください。お願いします!」とまっすぐな眼差しで想いをぶつけた。

 再び楽器を構え披露した曲は、こちらも「Break Through」同様、デビュー前から魂を込めて大切に歌い続けている彼らのターニングポイントになった重厚なロックナンバーである「PRIDE」。この曲でAぇ! groupのファンになった、という男性ファンも多いのだが、グループの武器の1つでもある末澤誠也のハイトーンボイスや正門良規のギタースキル、佐野晶哉の叙情的ながら安定したリズムを刻むドラムもさることながら、バンドで担当していたサックスに加えベースを始めた草間リチャード敬太が並々ならぬ努力をしてこの1年半足らずで難解なベースのリフを演奏する吸収と成長の著しさと、グループのリーダーである小島健の繊細なキーボードがこの楽曲を支えているとも言えるだろう。

 そして、最後に披露したのは、9月24日にリリースするLIVE DVD「Aぇ! group LIVE TOUR 2025 D.N.A」より、発売に先駆けてライブ映像がYouTubeで先行公開となり、音楽急上昇チャートで1位を獲得、すでに120万再生を超えている彼らの新たなバンド曲として人気を集めている「咆哮」。獣などがほえたけること、という意のタイトル通り疾走感と重厚感を併せ持つハードなバンドサウンドが際立つ楽曲だが、これまでバンドとしての演奏力にも高い評価を受けてきたAぇ! groupがそれぞれ築き上げてきたもの全てを曝け出すかのような、全身全霊の熱いパフォーマンスで会場のボルテージは最高潮に。

 全11曲を披露し、初めてのサマソニ出演ながら全てを出し切り、多くの観客を魅了したAぇ! group。気になった方は、セットリストのダイジェスト映像が公開になっているので、是非そちらをチェックして欲しい。


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©SUMMER SONIC All Rights Reserved.



Aぇ! group〈SUMMER SONIC 2025〉
2025年8月17日(日)
大阪 万博記念公園

[セットリスト]
01. Aぇ You Ready?
02. Break Through
03. 脳内ラプソディー
04. 《A》 BEGINNING
05. Chameleon
06. AKAN
07. Hello
08. Say Aぇ!
09. PHOTOGENIC
10. PRIDE
11. 咆哮
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