世界で活躍するピアニスト、
小菅優の2年ぶりのニュー・アルバム
『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第1巻「出発」』(SICC-10116〜7 税込3,990円)が2月1日にリリースされます。
“音楽の新約聖書”といわれる
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ・チクルス第1弾。まだ20代ながら、すでにその芸術に深い洞察を示している小菅が、今でなければ表現できないベートーヴェン像を提示します。
第1弾のテーマは“出発(ドイツ語でAufbruch)”。ピアノ・ソナタ第1番〜第3番と第16番〜第18番が収録されています。文字通りベートーヴェンの出発点となった作品2の3曲と、有名な“ハイリゲンシュタットの遺書”を書いてからの最初のソナタである作品31の3曲という組み合わせも、小菅の深い洞察を感じさせます。
今後このチクルスは、小菅自身がベートーヴェンの32曲のソナタをテーマ別に5つに分けて、5巻のCD(それぞれ2枚組ハイブリッド・ディスク)としてリリースされるとのこと。
2010年10月から8回予定でスタートしたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズと並行して進められる一大プロジェクト、今後に大きな期待が寄せられます。