さる1月13日(日)、14日(月・祝)に〈フローズンプラネットinコンサート〉が東京「NHKホール」で開催。このコンサートは、かの「BBC EARTH」が4年をかけて制作した南極と北極の美しき映像
『フローズンプラネット』を大スクリーンで、さらにフル・オーケストラの生演奏と共に楽しむというもの。指揮は、『ブループラネット』『プラネットアース』そして『フローズンプラネット』と、プラネット三部作の作曲を手がけた
ジョージ・フェントン自らがとり、ライブ・ナビゲーターとして登場した
伊勢谷友介は、知られざる極地のストーリーを朗読で届けました。
前半では“北極”の映像と楽曲が披露。休憩後には、伊勢谷が代表をつとめる「リバースプロジェクト」が今回のコンサートに向けて制作した“BBC×リバースプロジェクト”の映像が映し出される。後半は“南極”の映像と音楽を前半同様、臨場感溢れる形で届け、アンコールは「アデリーペンギン」でフィナーレを迎えました!
伊勢谷はコンサートを終え、「個人的にはすごく緊張しました(笑)」と語りつつ、「『フローズンプラネット』含め、これまでBBC EARTHが重ねてきた3部作の作品は、今のこの時間にしか撮れない地球の状態だと思います。それがこうやって、文化的な極地ともいえるオーケストラと、大自然の極地の映像をコラボで見せるというのは、非常に意味のあるものだと感じ、今回参加できてとても嬉しく思っています」と感動を露わに。ジョージ・フェントンについては、「音だけでなく、映像をリスペクトされてきちんと映像に合わせて観客の方々に伝わるようにオーケストラを作っていらっしゃるという点に関しても、エンターテイナーとして素晴しいと思いました」と賞賛を寄せ、また自らが率いるリバースプロジェクトの映像は「あの映像は、僕たちが作った彫刻のトーラスノットに使った映像をブラッシュアップしたものです。極地の映像というのは、大きな地球の循環の中の一部であって、その一部が非常に重要だということを表現していると思うのですが、トーラスノットも正にそのことを表現した彫刻だったので、今回の上映には、とても合っていたと思います」とのこと。