メタル・ダンス・ユニット・
BABYMETALが自身初の全曲生バンド演奏によるライヴ・ツアー〈BABYMETAL DEATH MATCH TOUR 2013 -五月革命-〉の最終公演を5月18日、Zepp DiverCityで迎えました。大阪・BIG CAT、東京・Zepp DiverCityの3日間、全4公演で7,000人のオーディエンスが熱狂しました。
今回のツアーはBABYMETALが更なるパワーアップを目指すための“修行”ツアーであることが告げられていました。ツアーの内容は、伝説の“メタルマスター”と呼ばれるメタルの達人に、「ホントのメタル」を手に入れるための“極意”を教えてもらい、それを身に付けるためBABYMETALと会場に集まったオーディエンスと共に修行を乗り越えていく、というもの。
初日の大阪公演ではBABYMETALの原点でもあるデビュー曲「ド・キ・ド・キ☆モーニング」からスタートし、メンバーが当時の衣装を着用して登場。この日の修行のテーマは“ウォール・オブ・デス”で「イジメ、ダメ、ゼッタイ」が始まりYUIMETALとMOAMETALがステージ上を全速力で走り抜けるかけっこのパフォーマンスが繰り広げられ、客席で一緒に試みるファンの姿も見られました。
東京公演ではそれぞれ修行のテーマが異なり、17日のBATTLE-2では“土下座ヘドバン”、18日のBATTLE-3では“モッシュッシュ”、同日FINAL BATTLEでは“キツネサイン”を学び、修行の末ついに“メタルマスター”への扉が開いたというストーリーでした。
また、大阪ではデビュー当時の「ド・キ・ド・キ☆モーニング」の衣装で登場しましたが、成長していくBABYMETALの様を見せるかのように、「ヘドバンギャー!!」「イジメ、ダメ、ゼッタイ」の衣装と回を追うごとに変身。最後のFINAL BATTLEでは最新シングル「メギツネ」のライヴ衣装で登場。
そして、今回は初の全曲生バンドの演奏によるライヴということで、これまでのライヴとは違った緊張感も漂う中、修行を経てさらにパワーアップしたSU-METALの圧倒的な歌声、YUIMETALとMOAMETALの磨きがかかったキレッキレのダンスパフォーマンス、“メタルの神”バンドの爆音生演奏が重なり合い、アイドルファンやメタルファン、ロックファンが入り乱れたオーディエンスは狂喜乱舞し、会場はまるでメタルバンドのライブの様な熱い盛り上がりを見せました。
BABYMETALは6月19日にセカンドシングル「メギツネ」のリリースを控えており、6月30日に開催するNHKホールでのワンマンライヴ〈LEGEND "1999" YUIMETAL & MOAMETAL聖誕祭〉もソールドアウトさせています。夏のロックフェスへの出演も続々決定。5月26日には初の野外フェス出場となる〈METROCK2013〉、7月21日は北海道で開催される〈JOIN ALIVE〉への出演も決定していますが、新たに〈SUMMER SONIC 2013〉に2年連続で出演することもFINAL BATTLEでアナウンスされた。昨年は東京公演のみの緊急出演だったが、今年はより大きなステージにチャレンジすることになり、10日千葉・QVC マリンフィールド&幕張メッセ、11日大阪・舞洲サマーソニック大阪特設会場に出演します。