10月に来日公演を控えるフィンガー・ピッキングの達人、世界中のギタリストから“アコースティック・ギターの神様”とリスペクトされ、かのチェット・アトキンスからは「Guitar Player（通称：C.G.P.）」というギタリストに与えられる名誉ある称号を授かったオーストラリア出身の実力派、トミー・エマニュエル（Tommy Emmanuel）。7月9日（水）に国内盤初となるベスト・アルバム『THE GUITAR MASTERY OF TOMMY EMMANUEL』が発売されました。

　過去〈グラミー賞〉へ2度ノミネート、2000年に行なわれた〈シドニーオリンピック〉では、兄であり同じくギタリストであるフィル・エマニュエルと共に開会式で演奏を披露した彼。2005年からコンスタントに来日公演を行なっており、昨年は〈SUMMER SONIC 2013〉にも出演しています。

　今回リリースされた『THE GUITAR MASTERY OF TOMMY EMMANUEL』は、トミーが世界的に注目されるようになった「FAVORED NATIONS」レーベル（アメリカのギター専門レーベル。レーベル・オーナーはスティーヴ・ヴァイ）からリリースされたアルバム『Endless Road』（2004年）、『The Mystery』（2006年）、『Center Stage』（2008年）、『Little By Little』（2010年）の全4タイトルから楽曲を厳選。さらに、本作のための未発表新曲がボーナストラックとして2曲収められた、全28曲という濃厚なラインナップとなっています。