音楽、ファッション、アート、カフェ……あらゆる若者カルチャーをリードしてきた東京・渋谷へ、90年代にバブル崩壊と共に突如誕生した“渋谷系”。その軌跡を振り返る新刊
『渋谷系』(著:若杉 実 / 刊:シンコーミュージック・エンタテイメント)が9月9日(火)に発売されます。
レコード、CDショップの密集地として知られた宇田川町を中心に発信、テレビ、ラジオなどにも影響を与えながら全国に飛び火し、世界からも注目された“渋谷系”。本書では、「マンハッタンレコード」「ゼスト」「HMV」「フリッパーズ・ギター」「サバービア」「バァフアウト!」「レアグルーヴ」「フリー・ソウル」「ネオアコ」……と多くのキーワード、アーティストや関係者の証言をもとに、さまざまなデータと比べながら、渋谷系を文化・社会的な見地で検証。80年代の胎動期から出発し、どのようにして生まれ、なぜ衰退していったのか、その背景を生々しく描き出します。