鬼才指揮者テ
オドール・クルレンツィス(Teodor Currentzis)×彼の手兵ムジカエテルナによる
モーツァルトの“ダ・ポンテ・オペラ3部作”録音の第2弾
『コジ・ファン・トゥッテ』(SICC-30183〜5 6,000円 + 税)が11月12日(水)に発売されます。
クルレンツィスとムジカエテルナは、ロシアのウラル山脈のふもとに位置するペルミ(ディアギレフの生まれ故郷)にあるペルミ国立歌劇場の音楽監督および座付きオーケストラ。モスクワから1,400キロも離れた僻地であるにもかかわらず、その音楽的な充実度はヨーロッパの一流歌劇場にも劣らないほどの名声を獲得しています。
本アルバムの歌手陣は、バロック・オペラ界を牽引するソプラノ、ジモーネ・ケルメスをはじめ、各パートに合う歌い手をクルレンツィスみずからが厳選。歌唱スタイルやフレージング、ヴィブラートの使い方、そして装飾に至るまで細かく徹底させた究極の歌唱とアンサンブルを実現させています。クルレンツィスが指向するのは、自然なフレージングを重視した“もっともオペラ歌手らしくない歌唱”(クルレンツィスの言葉)なのです。