ジャズ評論家の小川隆夫が、かつてジャズ専門誌『スイングジャーナル』で184回にわたって連載した名企画「I Love Jazz Test」からテキストを厳選してまとめた一冊、『ジャズメン、ジャズを聴く』が2016年2月17日(水)に発売されます。
来日した有名ジャズ・ミュージシャンに、曲名やプレイヤーを知らせずにジャズ演奏を聴かせ(ブラインドフォールド・テスト)、その演奏やプレイヤーについて、あれこれ話を聞くという企画「I Love Jazz Test」。著者である小川隆夫はアメリカ留学中に多くのジャズメンと親交を結んでおり、その関係性も反映されるかのように、企画に参加したロン・カーター、ウェイン・ショーター、パット・メセニー、ウィントン・マルサリス、マイケル・ブレッカー、ジョシュア・レッドマンら全42名はリラックスして本音で、仲間やライバル、先輩・後輩などのプレイを論じ、自身のジャズ哲学を語っています。