2008年の〈第21回東京国際映画祭〉で上映され、
ビクトル・エリセが絶賛したことでも話題となった
「シルビアのいる街で」で知られる
ホセ・ルイス・ゲリン監督の最新作「ミューズ・アカデミー」が、2017年1月7日(土)より3週間限定で、東京・三田 東京都写真美術館にて公開されることが決定しました。
映画のありかたそのものを問うような斬新な作品を数多く生み出すゲリン監督が今回の舞台として選んだのは、実在する大学教授ピントにより開講される授業“ミューズ・アカデミー”。文学や芸術をひも解きながら現代のミューズ像を探るこの教室で繰り広げられる議論や人間関係を、美しい映像と言葉で描いたフィクション・ドキュメンタリーとなっています。
本作の公開を記念して、特集上映〈ミューズとゲリン〉も同時開催決定。「シルビアのいる街で」はもちろん“幻の処女作”とされる
「ベルタのモチーフ」や、世界中の映画祭に招待された「シルビアのいる街で」とともに訪れたさまざまな都市の光景を写した
「ゲスト」など、2012年開催の〈ホセ・ルイス・ゲリン映画祭〉(
www.eiganokuni.com/jlg)でも上映された7作品に加えて、11月に広島国際映画祭でプレミア上映される「サン=ルイ大聖堂の奴隷船サフィール号」含む短編4作品を上映します。〈広島国際映画祭〉開催に合わせ、ゲリン監督の来日も決定。東京都内でイベントの開催も予定されています。