吉高由利子主演の映画「ユリゴコロ」が2017年9月より全国でロードショー。本作は吉高にとって5年ぶりとなる映画主演作です。
映画「ユリゴコロ」は、2012年に“大藪春彦賞”を受賞した沼田まほかるの
同名小説を基にしたミステリー作。監督と脚本は、
『君に届け』や
『近キョリ恋愛』で知られる、
熊澤尚人が手がけています。吉高が演じたのは、人間の死を心の拠り所とし、殺人という行為から逃れられない女“美紗子”。悲しみの連鎖の中で、愛を知り、自らに抗い、運命に翻弄される、悲しき殺人者という難役を迫真の芝居で表現しています。
初めて殺人者を演じるにあたり吉高は、「私が演じた美紗子は、なかなか共感しづらい部分もある難しい役でしたが、久しぶりの映像作品で貴重な経験をさせて頂きました。まだ完成した映画を見ていないので、どんな作品になっているか楽しみです。」とコメント。また熊澤は「吉高さんの繊細かつ大胆な演技力のおかげで、今までにない、美しくも悲しい殺人者を表現できたと確信しております」と語っています。