4月21日(土)に開催される〈RECORD STORE DAY〉で、
デヴィッド・ボウイ(David Bowie)のレア作品3タイトルの発売が決定。
発売されるのは、LP3枚組の未発表ライヴ『WELCOME TO THE BLACKOUT(LIVE LONDON '78)』、12inchシングル「LET'S DANCE(FULL-LENGTH DEMO)」、“ベルリン三部作”時代にアメリカでのプロモーション用に制作されたコンピレーション『BOWIE NOW』の3作品。いずれもレコード・ストア・デイ参画店のみで入手可能な限定作品です。
『WELCOME TO THE BLACKOUT(LIVE LONDON '78)』には1978年7月1日にロンドンのアールズコートで行なわれた全24曲のライヴを収録。
トニー・ヴィスコンティにより録音され、翌79年1月、モントルーのマウンテン・スタジオでデヴィッド・ボウイとデヴィッド・リチャーズがミックス。カヴァー・アートには鋤田正義とクリス・ウォルターが撮影した写真が使用されいます。「ジギー・スターダスト」「ファイヴ・イヤーズ」「ジーン・ジニー」「レベル・レベル」といった代表曲のほか、前年10月に発表したアルバム『ヒーローズ』から「ヒーローズ」「ブラックアウト」などを披露しています。
デヴィッド・ボウイの生誕71周年にあたる今年1月8日にデモ・ヴァージョンが公開された「レッツ・ダンス」。シングル「LET'S DANCE(FULL-LENGTH DEMO)」に収録されるのは、7分34秒に及ぶそのフルレングス・ヴァージョン。83年に発表されたオリジナル・ヴァージョンをプロデュースした
ナイル・ロジャースが昨年12月にミックスしています。カップリングは、83年9月12日にカナダ・バンクーバーで収録された「レッツ・ダンス」のライヴ音源。同音源は、これまでにボウイのコンサート・フィルム『シリアス・ムーンライト』と展覧会〈David Bowie is〉のオーストラリア会場で限定販売された7inchシングルにのみ収められていたもの。カヴァー・アートは、83年に発売されたシングル「レッツ・ダンス」の色違いとなっています。
ホワイト・ヴァイナルで発売される『BOWIE NOW』は、『ロウ』と『ヒーローズ』から選曲されたコンピレーション・アルバムのリイシュー。『ア・ニュー・キャリア・イン・ア・ニュー・タウン』で使用されたトニー・ヴィスコンティによる最新リマスター音源を使用し、インナースリーヴでは77年にベルリンで撮影された貴重なモノクロ写真が確認できます。