「とんび」「流星ワゴン」などの作品で知られる
重松 清原作の映画「ステップ」が、4月3日(金)より全国ロードショー。公開に先駆け、予告編とポスター・ヴィジュアルが公開されています。
映像化のオファーが絶えない中、連載終了から約10年の時を経て映画化された本作は、“妻が先立ってから1年、再出発を決意した主人公とその娘が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿”を描いた感動作。亡き妻を想い続け、不器用ながらも一歩一歩、ゆっくりと歩んでいく“のこされた人”の10年間の足跡は、誰もが心の奥底にある“家族”や“命”に関する経験を刺激し、共感を呼び、胸を打ちます。なお主題歌は、
秦 基博が本作のために書き下ろした新曲「在る」。大切な人たちへの想いが込められた渾身の歌詞とメロディが、優しく、そして温かく、物語を包み込みます。
公開されている予告編は、
山田孝之演じる主人公・健一が妻に先立たれてから1年の節目に、幼い娘・美紀と再出発を図ろうと決意を新たにするところからスタートします。めまぐるしい日々を送りながら仕事と子育ての両立に葛藤し、「もうダメかもしれないな……」と弱音をこぼす等身大の父親の姿をリアルかつ繊細に体現する、山田の熱演が必見の映像となっています。
あわせて公開されているポスターは、笑顔の美紀を優しく見守る健一というほほえましいツーショットと、「僕と娘の10年間、天国の君との10年間。」という、亡き妻への想いも込められたキャッチコピーが、希望を感じさせる一枚に仕上がっています。
©2020映画『ステップ』製作委員会