毎年恒例となった<東京・春・音楽祭−東京のオペラの森−>が、3月16日(金)から4月8日(日)まで開催されます。
東京・上野恩賜公園のコンサートホールや文化施設などを舞台に、本格的なクラシック音楽をはじめ、日本の歌曲、タンゴ、語りと音楽のコラボレーションなど、バリエーションに富んだプログラムが楽しめる音楽祭。8年目を迎える2012年は、昨年に震災の影響で中止となった公演を含む約80公演(無料公演を含む)が、約1ヵ月にわたって予定されています。
メインとなる公演は、
NHK交響楽団と行なわれる恒例の<東京春祭ワーグナー・シリーズ>。今回も海外から第1級の
ワーグナー指揮者と歌手が集い、演奏会形式による『タンホイザー』を上演します。
また、上野恩賜公園内の博物館や美術館で開催される人気の<ミュージアム・コンサート>では、開催中の美術展にちなんだコンサートや、絵画に登場する楽器を使用しての演奏など、それぞれのミュージアムに合わせたプログラムが用意されています。
さらに、2012年からは当音楽祭だけの特別な室内オーケストラとして“東京春祭チェンバー・オーケストラ”がはじめて編成されます。また、今年初の試みとしては、上野恩賜公園の野外ステージで開かれる野外コンサートにも注目です。
そのほか、上野だけでなく都内各所の街角で行なわれる無料コンサート<桜の街の音楽会>や、子どもと一緒に音楽を楽しむ無料イベント<東京春祭 for Kids>などの開催も予定されています。
上野の森に桜が咲くころ、上質な音楽を愉しみに足を運んでみませんか?
<東京・春・音楽祭−東京のオペラの森2012−>
公式サイト:http://www.tokyo-harusai.com/