「
シクラメンのかほり」や「
愛燦燦」などの名曲を生んだシンガー・ソングライターで作詞家・作曲家の
小椋佳が、ニッポン放送『上柳昌彦 あさぼらけ』の12月8日(月)〜12日(金)の放送に初登場することが決定。ミュージシャンに名曲にまつわる誕生秘話などを聞いていく「ウルトラヒットの道標」のコーナで、収録は小椋佳のスタジオで、好物のコーラを飲みながら、始終リラックスした雰囲気で行なわれました。
石橋をたたいた結果渡らないほど慎重な父と、正義感の塊のような母との間に生まれ、その両面を受け継いだと語る小椋佳。小学生の時、良い家庭教師に恵まれ、そのお陰で中学校では優等生になれましたが、高校時代は教師に難解な文書を読むように勧められ、逆にスランプに陥り、苦しい青春だったとのこと。東京大学に入学し、ボート部に入るも練習が厳しく1年で退部。その後、司法試験の合宿に参加した際、運命の出会いがあり、のちの“小椋佳”という芸名が誕生することとなるきっかけが語られます。
小椋は、学生時代は創造的に生きねばと絵画、小説、演劇などの創作活動に夢中になりましたが、そんな時に
寺山修司と出会ったと話し、自身の情熱的な部分と、人との「縁」を引き寄せる力を強く感じさせるエピソードも披露。小椋佳は、天井桟敷の映画『
初恋地獄篇』のサントラに楽曲を提供したことでも知られています。その後は、銀行員としてバリバリ働きながら、音楽制作との掛け持ちも難なくやってのけていたという小椋の話に、パーソナリティの上柳昌彦アナウンサーが思わず感嘆する一幕も。
さらに「シクラメンのかほり」、「
さらば青春」、70歳で執り行った自身の生前葬コンサートのラストに歌った「山河」など、それぞれのヒット曲の誕生秘話や歌詞に込められた思いを披露し、意外な事実も明かされます。
今回の収録では、創造性のある曲をつくることにこだわる小椋佳ならではの“ことば(歌詞)”の選び方、そして人間はどう生きるべきか、というところまで深く掘り下げられています。この模様は12月8日(月)〜12日(金)の5日間、『上柳昌彦 あさぼらけ』で連日5:15頃に放送。4:00台には2人のミニトークとともに、小椋佳の楽曲も紹介されます。さらに前週の12月5日(金)4:00台にも、小椋佳のヒット曲がオンエアされます。
なお、12月8日(月)からの5日間では、番組リスナーの赤影さんが作ったお米と、加藤海苔店の板のり「やっぱり行徳でしょ!」の“あさぼらけ おにぎり最強セット”が毎日プレゼントされる予定です。