バロック時代の鍵盤楽器の奏者として第一線で活躍する
大塚直哉が、
J.S.バッハの作品にさまざまな角度、観点からアプローチする「大塚直哉レクチャー・コンサート」。この人気シリーズの第13回が、建築家の中山英之をゲストに迎え、2026年2月8日(日)に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホールで開催されます。
今回のテーマは「音の建築―インヴェンションとシンフォニア」。インヴェンション15曲とシンフォニア15曲、計30曲からなる「インヴェンションとシンフォニア」は、バッハが自身の息子や生徒のために作曲したと伝えられています。そして現代に至るまで、多くのピアノ学習者が学ぶと言われるほど、教材としても発表会ピースとしても広く親しまれてきました。本公演ではおなじみの各曲を、ポジティフ・オルガンとチェンバロで披露します。
大塚とゲストの中山とのトークでは、「建築と音楽」の共通点を探るとともに、「インヴェンションとシンフォニア」をバッハによる「音の建築」ととらえ、作曲家バッハの真髄に迫っていきます。
チケットは発売中。0歳6ヵ月以上の未就学児を対象にした託児サービスもあります。詳細は彩の国さいたま芸術劇場のウェブ・サイトをご覧ください。
Photo by 横田敦史