8月6日(木)に東京・新代田 FEVERで開催されたライヴ・イベント〈グレートハンティングナイト Vol.74〉にて、
ふぇのたすが解散を発表。9月19日(土)に同会場で行なわれる〈飲み会イベント〉が最後のステージとなります。チケットについては、オフィシャル・サイト(
phenotas.com)やメールマガジン「おすしらせメール」で追って詳細を発表予定。
この日は、デジタル・パーカッションの澤“sweets”ミキヒコが5月3日に急逝してから初のライヴ。1曲目からエレクトロな音が深く響く新曲「テレポーテーションルール」がヴォーカルのみこ、ギター / シンセサイザーのヤマモトショウによって初披露、続けて「スピーカーボーイ」を歌った後のMCで、みこは「自然に楽しんでほしいなと思っています。ふぇのたすの歌をみんなの前で歌うのは久しぶりなんだけど、スタジオで歌ってるときも音楽の力を再確認した数ヵ月で、勝手に体が動き出してしまうような曲がふぇのたすにはたくさんあるぞと思っているので、今日はみんな素直に聴いてほしいと思います」と語り、「今夜がおわらない」「東京おしゃれタウン」「すしですし」でフロアを盛りあげる。
続くMCにて、みこは「実は今日、みなさんにお話をしないといけないことがあります。ふぇのたすは解散することになりました」と発表。「やはり再開するために準備をして、3人での活動の大切さがすごくすごく身にしみる毎日で、これ以上活動を続けていくのは難しいという判断になりました。今まで応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。ふぇのたすは、今決まっている残りの公演と、あと最後にふぇのたすらしくもう一度〈飲み会イベント〉をして終わりたいと思います。最後までよろしくお願いします」と思いを語る。
最後を飾った「夜更かしメトロ」後、みこは「みんなの泣き顔を見ると辛くなりますが、でもこれが今の私の気持ち。本当に楽しかったし、残りも全力で楽しみたいと思ってるので、一緒に楽しんでくれると嬉しいです。ありがたす!」と、ステージを去りました。
その後、鳴り止まないアンコールの拍手に、みことヤマモトショウがステージに再登場。「今日は僕らは久々のライヴでいろんな気持ちがありますが、今夜はアンコールはやりません。みなさん、またふぇのたすのライヴでお会いできればと思います。みこちゃんも言ってたけど、3人でやってきて、3人でライヴもやってきたから、今は今日やった6曲が最大限なんです。あと3回のイベントのために僕らも準備するし、みんなも一緒に楽しんでもらえたらと思います。ありがたす!」(ヤマモト)と締めくくりました。